約20年ほど前から毎年訪れている奥飛騨。いつも車中泊なので、日帰り入浴ができない『山のホテル』の混浴露天風呂には密かに憧れを抱いていた。ということで今回、クラブツーリズムの『穂高荘-山のホテルで癒しのひととき飛騨大鍾乳洞と白銀の北アルプス・新穂高2日間』に申し込んだ。特にマイカーで行くのには面倒な積雪多しのこの季節に雪見露天風呂としゃれこもう。
以下のすべてが含まれる基本代金(2人分)
| 49800円 |
合計(2人分) | 49800円 |
新幹線グリーン席とワイドビューで高山へ
08:10 新大阪駅1Fコンビニ横に集合。
こだま642号[08:43新大阪→09:55名古屋]。グリーン車!
名古屋駅で50分ほど時間があるので、せっかく名古屋に来たのだからと新幹線駅ホームにある『きしめん住よし』で【かき揚げきしめん(玉子入り)+特盛/730円】を二人でシェアする。今まで、きしめんが美味しいと思ったことはなかったが、なぜかこのときはめちゃくちゃ美味しいと感じた。
特急ワイドビューひだ7号[10:48名古屋→13:10高山]。雪景色の山間部を抜けて高山まで走る。乗客には白色人種なども多く国際色豊か。いつも自家用車で睡魔と闘いながら走り続ける国道41号がワイドビューから見える。
高山で食べ歩き
13:10 高山駅に到着。建て替え工事も後半になり、すっかりキレイになった駅舎。
実は電車内で『高山食べ歩きブック』というクーポン付きパンフレットが配られていた。このクーポンを使って高山市街にある12軒のお店で無料で食べ歩きができる。散策時間は約2時間。
クーポンを使って入った店の一つ『郷里』。【中華そば(ミニ)×2/クーポン】。高山らーめんはひろしの大好物で『つづみそば』『甚五郎らーめん本店』など今までに十数か所の店を訪れたが、麺がシコシコしてどれも美味しい。
『穂高荘 山のホテル(新穂高温泉)』に泊まる
17:00 『山のホテル』に到着。17年前から奥飛騨に幾度となく通ってきていつかは泊まりたいと思っていたホテルである。
予想に反して意外に広い部屋[5階537号室]。窓からは雪に覆われた奥飛騨の山々が見える。
混浴露天風呂に行くには南館B1Fの駐車場にある下駄箱から長靴を取り出し、それを履いて外に出る。長靴はこのホテルの備品なので不特定多数の人が履いているもの。ちょっと抵抗があったがすぐに受け入れた。
ホテル前の道を横断するとスロープカーがあり、自分で操作して急斜面を降りていく。混浴露天風呂のある河川敷まで約1分。すぐ隣には手すり付きの階段もあって、雪の中を徒歩で降りるのも楽しい。
撮影禁止なので公式HPからの画像。『山峡槍の湯』は広さが327畳ある奥飛騨トップクラスの広さの混浴露天風呂である。源泉かけ流しが心身を落ち着かせる。
南館2F芙蓉で夕食。
ビュッフェも良いけど、ひろしはこっちのほうが好み。当然のごとく【ビール(中瓶)/810円】を注文する。
奥飛騨だなぁ~って感じ満載の料理で満足!
『穂高荘 山月(新穂高温泉)』の露天風呂にも入湯!
食後はこの『湯巡りシャトルバス/無料』に乗って同じ系列の『穂高荘 山月』の混浴露天風呂に行く。30分間隔で運行。
1~2分で到着。バスを降りたところに混浴露天風呂の入口がある。
撮影禁止なので公式HPから。『穂高荘 山月(新穂高温泉)』の混浴露天風呂。他の客はあまり興味がないのか、ひろしとひろこの貸切状態。のんびりできたわぁ。
『山のホテル』の続き
これは『山のホテル』の内湯の脱衣所。
設置されているウォータークーラーの水は贅沢にも北アルプスの天然水でミネラルたっぷり。
朝食。ビュッフェよりこちらのほうがゆっくり落ち着いて食べれる。
良い天気。今日は新穂高ローブウェイで穂高岳に上るので嬉しい。
新穂高ロープウェイに乗るよ
08:30 ホテル玄関前に集合。
08:40 第1ロープウェイ新穂高温泉駅に到着。今回の旅行代金には第1第2ロープウェイ往復乗車料金(通常2900円)が含まれている。
《クリックで画像拡大》第1ロープウェイと第2ロープウェイを乗り継いで西穂高岳(2909m)頂上付近まで登る。
第2ロープウェイは日本唯一の2階建て。この『しらかば平駅(1308m)』から一気に『西穂高口駅(2156m)』まで登る。
『西保高口駅(2156m)』の屋上展望台。
白山連峰方面。
駅舎を出て付近の『千石園地』はこんな感じで雪の壁の中を歩くことになる。
アルプス街道平湯で昼食
新穂高ロープウェイを降りて『アルプス街道平湯』で休憩。昼食として【限定30食 手打ちそば】を食べる。この食事代は基本旅行代金に含まれていない。
飛騨大鍾乳洞は見応えたっぷり!
以前から気になっていた『飛騨大鍾乳洞』。いつもは1,100円が高くて入場できなかったが、今日は旅行代金に含まれている。
日本全国に約80か所ある観光鍾乳洞の中でも日本一の標高900mのところにある。これがなかなか見ごたえのある鍾乳洞である。
東洋一の石筍。
階段の上り下りが激しく探検している気分満載。
約30分、洞窟からようやく抜け出た。ここから長い階段を降りていく。
バス停に戻るまでの通路沿いにある『氷の渓谷』は迫力と美しさで圧倒される。
飛騨高山板蔵ラーメン工場で休憩
洞窟のあとに立ち寄ったのは『飛騨高山板蔵ラーメン工場』。ここは個人で来るときも必ず立ち寄る道の駅的な便利な場所。何よりも高山ラーメンの特徴がいっぱい詰まった板蔵ラーメンを試食できることが嬉しい。
ワイドビューと新幹線グリーン席で帰阪
特急ワイドビューひだ16号[15:35高山→18:02名古屋]。
名古屋駅構内では約45分フリータイムがあるので、新幹線駅ホームにある『きしめん住よし』で【きしめん/350円】を一人一つずつ食べる。
こだま669号[18:48名古屋→20:00新大阪]。旅の最後はグリーン車!でゆったり、ローソンで買ったビールとポテトチップスで良い気分に浸る。