夏には何度かマイカーで行ったことのある万座温泉。クラブツーリズムを利用して真冬に行ってみたくなった。ということで『1名1室同旅行代金!乳白色のにごり湯「万座温泉」3連泊4日間/ゆけむり館宿泊プラン』に申し込んだ。3連泊もしてこの価格はうれしい。しかも標高1800mの恩恵というべき気圧の低さが毛細血管までも拡張させて、そこへもってきて温泉にゆったり入ることで血流を良くし血管内を掃除することができるという有難いおまけ付。血管内にプラークが溜まっているのではないかと心配になっている人にはおススメである。ほかにも鍼灸の針の体験(有料)や健康セミナー(無料)などがある。
以下のすべてが含まれる基本代金(2人分)
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59,800円 |
合計(2人分) | 59,800円 |
大阪から万座温泉へ
07:30 なんばパークス出発。出発地はこのほかに天王寺、大阪駅、新大阪駅となっていて、各場所を一巡してから大阪を離れる。
12:30 長野県飯田市にある『信州つけもの処 伊那路』で休憩。ちょうどお昼だったので【特盛(通常の3倍)ざるそば/1300円(税込)】を二人でシェアした。
18:00 万座温泉日進館に到着。周囲はすっかり雪景色。
入ってすぐのフロントは明るく落ち着いた雰囲気。
[ゆけむり館]15号室。小さなエレベーターで1つ下の階に下りてすぐのところにある部屋。他の人はもっと歩いて階段を降りてまだまだ遠い部屋に行った。これが意外と面倒くさいし疲れる。
部屋は正直あまりきれいではないなという印象。各所に髪の毛や埃が落ちている。まぁ格安で湯治目的としては十分なんだろうな。トイレは一旦廊下に出て共同トイレを利用するタイプ。
《長寿の湯》《万天の湯》《極楽の湯》
日進館マップ。ゆけむり館は本館のすぐ横に位置するもかなり降りていかなければならない。浴場は大きく分けて《長寿の湯》《万天の湯》《極楽の湯》の3か所。
《長寿の湯》日進館のメインの大浴場である。
最も気持ちが良く湯治に定評があるのは[苦湯]。このときは外壁が一部破損していたため吹雪がびゅーびゅー入ってきて寒かったが、それでも[苦湯]は最高に気持ちがいい。
《万天の湯》最も離れた位置にある。大きな窓からの景色は駐車場ビューである。
《極楽の湯》 に行ってみる。玄関で下駄箱にある長靴に履き替える。
玄関を出て約100m歩いたところにある。寒いが雪の中を歩くのは楽しい。
展望露天風呂というだけあって大自然の中の温泉は格別。夜間には満天の星空が堪能できる。
毎晩ロビーでは催し物が…
基本的にこの旅館はキリスト教の息がかかっている。毎晩ロビーで催し物があり讃美歌やビンゴみたいなものがあって次回宿泊の割引クーポンなどが当たる。自由参加なので関わりたくないと思えばスルーしても何ら問題ないし勧誘的なものも一切ない。また宿泊者がキリスト教の信者ばかりというわけでもなさそう。
暖房が故障したおかげで最高級和室に移動…やったぜ!
朝6時、寒くて目覚めた。部屋の玄関の天井にある吹き出し口から温風が出てこない。そのうち出てくるだろうと7時まで待ってみたが寒くて耐えられないのでフロントに電話してみる。するとすぐに支配人が部屋に来て「すみません。暖房が故障しておりまして…別の部屋へとご案内します」とのこと。荷物をまとめて支配人についていく。
ということで、支配人に案内された部屋がこちら。[本館]の1階にある部屋となっており、ゆけむり館の部屋とは大違い。掃除もきちんと細部にまでゆき届いている。さらに、ロビーや大浴場や食堂に一番近いという好立地!にもかかわらず喧噪もない。布団の質も全然違ってフカフカ。
部屋にトイレもある!しかも最新式の温水洗浄便座トイレ!一気にテンションが上がる。実は湯けむり館の部屋にはかなりの不満があったので、いいタイミングで暖房設備が故障してくれて非常にラッキーだった!
食事は『こまくさ』で満足!
朝食と夕食は1階『こまくさ』。バイキング形式で種類も多く、肉類やら刺身もあり十分満足!しかも毎日少しずつメニュー内容が異なっており連泊しても飽きないように配慮されている。『健康』がテーマになっているが、玄米採食やマクロビオティックなどの食事が用意されているわけではない。
万座温泉スキー場まで散策
湯けむり館の階段を最下部まで下っていくと出入口の扉があり、そこを出ると『万座湯畑』がある。湯畑は数十メートルの高さまで積雪の階段を上っていく必要がありしんどいので見に行かなかった。このまま万座温泉スキー場まで歩くことにする。
万座湯畑から徒歩約20分で『万座温泉スキー場』に到着。二人とも1時間ほど滑りたくなった。天気が良いのでスキーウェアでなくこの服装でも大丈夫だが、財布を持ってきていないので道具も借りれない。ゲレンデで他の人の楽しそうな様子を見てるだけとなった。このあとホテルへは無料の送迎バスで帰る。
万座温泉スキー場から送迎バスに乗り日進館に帰ってきたところ。もちろん無料である。
これがスキー場送迎バスの停車場と時刻表。30分毎に運行されていてわりと使い勝手が良いように思う。
日進館の入口には『日本一の高地温泉』と書かれたモニュメントがある。
大阪へ帰る
09:00 万座温泉日進館を出発。朝食と朝風呂の時間があるのはうれしい。
しばらくすると車窓からは雄大な浅間山が見える。
10:40 旧軽井沢に到着。1時間30分ほどここに滞在し自由行動となる。
天気も良く散策日和である。
ハード系のパンがずらりと並ぶ『ブランジェ浅野屋』。イートインコーナーもあるので、そこの椅子に座り購入したパンを食べた。人気店だけあって確かに美味しい。
おしゃれな建物に惹かれて『ベーカリー&レストラン SAWAMURA』に入ってみた。美味しそうなパンがズラリと並ぶ。もちろん買ってしまった。
旧軽井沢を出発して約30分後の13:00に到着したのは『ニュードライブインプラザ21佐久店』。ちょっとしたお土産屋さんである。ひろしはコーヒーが欲しくなったので隣にあるファミリーマートで買ってきた。
たまごたっぷり【手作りプリン】を買ってみる。
20:30 近鉄難波駅に到着。