年に一度は海水浴をしたい。ということで温泉旅館の目の前がビーチという皆生温泉の『湯快リゾートかいけ彩朝楽』に行く。
【基本プラン】1泊2食付バイキングプラン(2人分) | 25080円 |
入湯税(2人分) | 300円 |
カラオケ室料[湯メルマガ] 1時間無料(2人分) | 0円 |
合計(2人分) | 25380円 |
皆生温泉での宿泊は『湯快リゾートかいけ彩朝楽』。そこそこの値段でそれ以上の快適さがあるという安心からこの宿にした。もちろんビーチ沿いに建物がある。コロナ禍の中といえど繁忙期ということで普段の8800円ではなく12540円と40%も高い。まぁ日本政府の愚策「GoToトラベル」によって幾らかは返って来るのだが…という湯快リゾート贔屓の見方は甘かった。コロナ禍の影響なのであろうと願いたいが、あらゆるサービスが湯快リゾート規準を下回っていたのである。これでは8800円でも”高い”と感じるのではないだろうか。
13:30 到着。駐車場は未舗装、しかもホテルから150m離れたところにある。雨天などの場合はちょっと大変かも。
玄関前は3~4台の乗用車が停車できるようにはなっているので、同乗者や荷物の積み下ろしはこの場所でできる。雰囲気的には裏通りにある裏口のような少し残念な玄関である。
13:40 フロントを尋ねると用意できている部屋があるとのことでチェックインする。新型コロナウィルス感染防止策として大浴場は、フロント前のホワイトボードに部屋番号と人数を記入してからの利用となっていて、これにより30分入替制で10組までとなり大人数となることを防いでいる。
505号室。居抜き物件を再利用しているから施設の古さは否めないものの、それでも清掃が行き届いて不快に感じないところが湯快リゾートの良いところであった。ところがこの施設では、コロナ禍の影響で清掃員でも削減しているか、汚いところが目立つ。トイレが異様に小便臭かったり、隅にほこりがたまっていたり。浴室がないので、海水浴後はビーチ出入口にある貧弱なシャワーと脱衣所で着替えるか、砂を落として水着のまま大浴場に駆け込むかになる。当然その用意をして海水浴に出かけないといけない。
インナーバルコニーにオーシャンビューが映えてリゾート感満載!晩には漁火が見える。だけどカーテンはよく見るとカビだらけだし、ベランダに干すことができないので水着は乾かないしで、ちょっとビミョー。
皆生温泉のビーチは環境省が選定する《日本の海水浴場88選》にも選ばれるほど水質が良好で、砂浜も白く細かい砂が気持ちがいい。テトラポッド付近は小魚がいてシュノーケルも楽しかった。ちなみに日本におけるトライアスロン発祥の地でもある。
大浴場は天然温泉。循環式塩素系薬剤使用。(撮影禁止のため画像は公式HPより)
8階にある〔天空カラオケルーム〕は見事なオーシャンビュー。
コロナ禍により[マスク着用][ビニール手袋着用]が必須のバイキング形式。それは仕方がないのだが、食材ロスを減らすためなのか今まで泊まったことのある湯快リゾートのような料理ではない。期待した【とうふちくわ】や【イカ料理】など魅力的なご当地メニューが見当たらない。せいぜいあるのは【大山鶏のレモンソース】【出雲そば(これは島根では?)】【但馬牛入り春雨茶碗蒸し(これは兵庫では?)】くらい。コロナ禍の弊害であってほしいし、それならいたく同情する。
名 称:湯快リゾートかいけ彩朝楽
所在地:鳥取県米子市皆生温泉4-29-11
ご注意:この記事の情報は2020年08月ごろのものです。