待望の乾電池式防水カメラが発売されたので早速購入。Veldo(ヴェルド) TN-WTP-CAM01だ。購入価格は14800円。ボディカラーは黄色。ひろしが防水カメラを買う理由はシュノーケルで美しい写真をとりたいためだ。ただ、シュノーケルは1年に1~2回程度しか行かない。たまにしか使わないということで、バッテリー式だとそのうち寿命が訪れてしまって高価なバッテリーを買い替えないといけなくなる。さらに何年かするとバッテリー形式に変更が施され製造中止になってしまうことも考えられる。じゃあ最近安価になった防水スマホケースを使って、スマホで撮影というのはどうだろうか。ひろしもそれはお試し済みだ。実際に扱いにくいのは仕方ないとして、撮影した画像はというと、ケースがフニャフニャのビニールという素材のせいで画像に歪みが生じてしまう。画質には問題ないのだが…。ということで、今回の乾電池式防水カメラはひろしが待ち望んでいた商品なのである。


では、使用してみてどうだったかというと…
Veldo(ヴェルド) TN-WTP-CAM01
評価:★★☆☆☆
旅の思い出としてとりあえず「シュノーケルしたよ!」という証拠となる水中写真があれば良い、というなら買ってもいいかな…というレベル。
ホントにガッカリである。いや、愕然としたレベル。カタログ値は価格を考えれば十分の性能だが、実際に手に取って使ってみると…ビミョー。例えば、シャッターはボタンを押して1秒後くらいに下りる。それからマイクロSDカードに記録するのが条件が悪ければ数秒かかるのだ。ほとんど30年前のデジカメである。シュノーケリング中、ニモを発見してシャッターを押してもニモがイソギンチャクに隠れてしまってからシャッターが下りるといった具合。しかもシャッター速度が遅くブレやすい。使用電池が単4だからかあっと言う間に電池が消耗する。特にひろしはエネループを使っているのですぐに電圧低下するのかもしれないが…できればボディが少し大きくなっても構わないのでせめて単3を使用する仕様にしてほしかったなと思う。防水なので完全にボディが乾くまでは開閉しないほうが良いことから、電池の入れ替えもすぐにはできない。動画については試していないので何とも言えないが、電池の消耗を考えると使い勝手に不満は残りそう。

フタの開閉はそう難しくはなく防水性能も水深1.5mくらいで実際にカメラを素早く振り回してシャッターを押したりするなどしたので水深以上の水圧がかかっていると思われるが、浸水等の問題は全くなかった。今後の耐久性は不明。性能としては水深3mとなっているので、カメラを持ったまま飛び込んだりするなら瞬間的に過大な水圧がかかって浸水する可能性は十分にある。不便な点としては電池の向きがわかりにくいこと。
今回の石垣島旅行で、米原ビーチにてシュノーケルをした際に使用してみた。
問題点として
- ボタンを押してからシャッターが下りるまで1秒くらいかかるため魚が通り過ぎてしまう
- シャッター速度が遅いためブレやすい
- 単4のためあっという間に電池がなくなる
- 電池を抜いて数時間経つと日付のメモリがおかしくなる
- ひろしの機器だけだと思うが「全ての画像を削除」ができない
- 16:9のアスペクト比がない
以下が実際に撮影した画像。ひろしは素人中の素人なので、サイズやら露出などを上手く設定してやればもっと美しい写真が撮れるのかも知れないが、シーンモードが[オート]だったにもかかわらず色味は水中での撮影のわりには期待以上のものだった。最後に取扱説明書の一部を掲載しておく。






