『ニコス ピア 38』は、ハワイ通の有名芸能人がTV番組で紹介していたので、今回行ってみた。
[The Bus]で行く場合はワイキキ地区だと19番か20番に乗る。かなりの頻度で次から次へとやって来る。
ヒルトン前のバス停で待っていると2~3分で19番バスが来たので、これに乗る。
乗車時に$2.50/1人を運転手にしっかり見てもらってから運転席横にある料金回収機械に入れる。すると運転手はトランスファーチケットを渡してくれる。これは復路で利用するので大事にカバンの中へ。原則として往復での使用は禁止とされているらしいが一般的に黙認されている感じ。
さて、どこで降りるかというと[Nimitz Hwy + Opp Pier 36]というバス停。ひとつ前の[Nimitz Hwy + Alakawa St]を過ぎたタイミングで日本の降車ボタンにあたる金属製ロープをガツンと引っ張る。バスを降りたら赤線のとおりに歩く。
降車は前扉、後扉のどちらからでも良いのだが、後扉から降りる場合は乗客が扉中央にある黄色部分を軽くタッチすることで開扉する。
[Nimitz Hwy + Opp Pier 36]のバス停。バス停の目印である屋根付きベンチが見当たらないので不安だったが、ちゃんと停車した。
バス停から徒歩5分で到着。やってきました『ニコスピア38』!
建物に入ってすぐのところにある受付で日本語メニューをもらう。ここで注文と清算を済ます。クレジットカード使用可。
日本語メニュー。注文したのは【ロコモコ/$11.25】で玄米、玉子はサニーサイドアップ(片面焼きで黄身が半熟)でと言う。もう一つは【フリカケ パンシアード アヒ/$12.95】で焼き加減はミディアムレア、サラダはグリーンサラダ、ご飯は玄米を選択。セルフなのでチップ不要。tax/$1.14を加えて合計 $25.34(2898円)。この店員は日本語が話せないのですべて簡単な英語でのやりとり。
注文を終えるとズッシリと重量感のある呼び出しベルを渡される。日本のフードコートなどにあるものよりかなり大きい。これを持ってテーブルを確保し座る。しばらくすると突然呼び出しのピカピカ。強烈なのでビックリする。
ピカピカ光る呼び出しベルをもってピックアップコーナーに行き、出来上がった品物を受け取る。それと共に横に並んでいる調味料や飲み水を汲んでテーブルに戻る。
【ロコモコ/$11.25】。後日この写真を見てがっかり。肝心のハンバーグが目玉焼きで覆いかぶさってて写っていない。しかしこのときの感動は忘れない。ご飯は玄米、玉子はサニーサイドアップ(片面焼きで黄身が半熟)で注文。実はひろしはあの甘ったるい味のグレービーソースが好きではなく、今まで一度もロコモコを美味しいと思ったことがなかった。しかしこのロコモコはこれまでとは違う!甘い中にも醤油っぽい日本人好みの風味が口の中に広がる。さらに肉汁ジュワ~じゃないところが良い!肉自体のワイルドな美味しさがこのハンバーグにはある。生まれて初めてロコモコが「旨い!」と感じた一品である。
【フリカケ パンシアード アヒ/$12.95】で焼き加減はミディアムレア、サラダはグリーンサラダ、ご飯は玄米を選択。説明せずとも、美味しいのは容易に想像できる。実を言うと、ここへ来ることにあまり乗り気でなかったひろこであったが食べ始めるやいなや「毎日ここへ通いたい」と本気で言い始めていた。
港の景色が広がる窓際の席。ガラスがないのでハワイの気持ちの良い風を感じながらのランチ。そうしていると目の前の植え込み越しの道路にH.I.Sのレアレアトロリーが停車した。「レアレアって、ここまで来てんねんなぁ」と感心する。
隣りの『フィッシュ マーケット』も覗いてみる。
きれいな店内。
ガラスショーケースには多種多様なポケが並んでいる。ここから具材を選んでお好みのポケ丼にしてもらえる。美味しそうな刺身やエビもパックされており、レストランのほうに持ち込んで食べることができる。
満足しての復路。降車した向かい側に帰りのバス停はある。こちらは屋根付き停留所。20番が来たので乗車し往路のバスでもらったトランスファーチケットを運転手に渡して座席に落ち着く。
名 称:ニコス ピア 38
他表記:Nico’s Pier 38
所在地:1129 North Nimitz Hwy., Honolulu
ご注意:この記事の情報は2017年09月ごろのものです。