以下のような理由でHSBC香港の口座を解約したくなった。
- 香港情勢が末期状態だし、自分の情報が中国に管理されていると思うと嫌だ。
- 東京が国際金融センターランキングでニューヨーク、ロンドンに次ぐ世界第3位なったので、日本の銀行でいいじゃん!と思う。
- 新型コロナの影響で今後は海外旅行に行かないもしくは激減するので、レートの安い両替屋として利用しなくなる。まっ、元々貧乏旅行なので少々のレートの違いは意味がないくらいだったのだが。
- その他いろいろ面倒くさいことが多い。
ということでHSBC香港の口座を解約するために、まずは口座内の金銭すべてを日本の銀行へ送金する。
今後、香港情勢が金融にとって万が一良い方向に向かったとしても、今回の解約に悔いはない。なぜなら、口座凍結の不安が常にあるし、ホームページの英語解読やデバイスの電池切れだったりスマホのアプリを更新したりとか、とにかく今までいろいろ面倒くさかった~!から。日本の銀行も少しずつ面倒くさくなってきたけど、やっぱり日本語でやりとりできるのが良い。
すべてを日本円に両替する
まずは口座内で[香港ドル]をすべて[日本円]に両替する。
[My banking]タブから[Pay or transfer]をクリック。
|Move money from:両替元(HSBC香港口座内 HKD Savings を選択)
|Move money to:両替先(My accounts から JPY Savings を選択)
Choose a transfer amount in one Currency:両替金額(もちろん全額をHKDの欄に入力)
Date:両替日(Now=すぐに)
[Continue]で次ページへ進んでいき、画面に従って操作し終了。
送金先口座を登録する
そこそこの大金(たぶんHKD50,000以上)を送金する場合は、事前に送金先口座を登録する必要がある。
[My banking]タブから[My payees]をクリック。
[Add a New payee]タブを選択。
Bank country or region:虫メガネで[Japan]を選択。
Bank Number:[smbcjpjtxxx]と入力(三井住友の場合)
※この欄は11桁が絶対なのでXXXを加える
- 三井住友銀行:SMBCJPJTXXX
- 東京三菱UFJ銀行:BOTKJPJTXXX
- 楽天銀行:RAKTJPJTXXX
- みずほ銀行:MHCBJPJTXXX
- ゆうちょ銀行:JPPSJPJ1XXX
Bank Number を入力後、すぐ下にある[Search and select …]をクリックすると、下部の銀行情報が自動入力されるよ!
IBAN/Account:口座番号(銀行によっては店番号と口座番号)。
Daily transfer limit:1日の送金限度額(送金したい金額より多く入力)。
Account holder’s name:送金先の口座名義。
Payee’s place of resience:虫メガネで[Japan]を選択。
Payee’s address line 1:送金先の住所(大阪府大阪市中央区難波町7-6-501だったら7-6-501 Nambacho, Osaka-shi, Osaka-fuといった具合)。
あとは[confirm]をクリックし
画面に従ってスマホでのコード入力とかして進んでいけば完了。
ただし、すぐには反映されない。
送金先口座登録作業を行った2日後[All payees]タブを開いてみると
今回登録したものが加えられていたのを確認できた。
登録口座へ送金する
[My banking]タブから[Pay or transfer]をクリック。
|Move money from:送金元(HSBC香港口座内JPYSavings を選択)
|Move money to:送金先(My payees から日本の銀行口座を選択)
Transfer Currency:送金通貨(もちろん日本円)
Transfer Amount:金額(全額を入力)
Overseas charges paid charged to:手数料の負担者(Recipient=受取人)
Purpose of payment:送金の目的(どうでもいい)
Date:送金日(Now=すぐに)
これでHSBC香港にある資産は、円に両替できないほど少額の0.06HKDと0.01USDを残しているだけで、実質すべての資産を日本の銀行に送金できたことになる。あとはHSBC香港に口座解約の申請をするだけ。それについては次回のブログにて記述する。