結論から言うと、このところの超円安が要因で あっというまに設定した目標の120%のターゲットに達したので、あっさりと100万円の利益が元本に継ぎ足されることとなったということである。外貨建て商品は何でもそうだが『Broadway World Ⅲ』は米ドルでの元本保証と死亡保険が付いているFXという側面もあり、目標設定できることから指値を設定しているようなもの。目標の値が出た瞬間を逃さずに利益に変えることができるのである。しかもその利益を10年にわたり分割して受け取ることができるので、それが10万円程度であれば非課税となることも大きなメリットだ。
2018年10月にひろしとひろこは三井住友銀行の窓口で薦められるがままにブロードウェイワールドⅢを契約する。もちろん丁寧な説明をしてもらい納得の上だ。目標値は120%に設定。基本保険金額として5,000,000円をそれぞれ支払った。当時のレートが為替手数料を含めて約110円/USDなので45,600USDを運用することになる。
ひろし | ひろこ | |
開始日 | 2018年10月 | 2018年10月 |
支払保険料 | 5,000,000円 | 5,000,000円 |
開始保険金額 (1ドル=約110円) | 45,600米ドル | 45,600米ドル |
運用期間 | 10年 | 5年 |
積立利率 | 2.55% | 2.36% |
予定:運用終了時の年金原資 (開始時と同じ1ドル=110円の場合の円換算) | 58,657米ドル (6,452,270円) | 51,241米ドル (5,636,510円) |
目標設定値 | 120% | 120% |
目標達成日 | 2022年07月 | 2022年04月 |
目標達成日のレート | 1ドル=135円くらい | 1ドル=130円くらい |
目標達成により円として戻された額 | 6,180,000円 | 6,170,000円 |
なぜか同じ額で同じ時期に始めたのにひろしとひろこでは目標達成日がズレてしまっている。原因はわからない。
反省:今にして思えば、ひろしの目標は130%にしておくべきだった。なぜなら120%だと10年後に予定されていた年金原資額より少ないからだ。でもとりあえず完全に放っておいて4年弱で20%の利益が出たことは喜ばしいことである。
今後:今後は10年に分割して年金として受け取るよう手続きをした。ひろしもひろこも各々が毎年約610,000円を受け取ることになるが、そのうち課税対象となるのは利益となった約100,000円。つまりこの利益が非課税となることが分割して受け取れる年金の利点だ。たった年10万円か…なんかしょぼい額に思えてきたが、全体では夫婦で合わせて総額約2,000,000円の利益となったのは間違いない。