今回は『すさみ海水浴場』で泳いで『サンセットすさみ』に泊まるという旅行。宿は安価なのに全体的に綺麗で規模もちょうど良く料理も言葉を失うほど美味しいので、トイレが共同ということだけ妥協できればコスパ最高のホテルである。
道の駅 十津川郷

10:30 『道の駅 十津川郷』。大阪を7:00に出発しこちらで小休憩。今回は168号線と311号線を使って周参見まで行くのだ。
すさみ海水浴場

14:40 『サンセットすさみ』に到着。すさみ海水浴場は今晩宿泊するこのホテルのすぐ横にある。チェックイン前だが、まずは荷物を預けてこちらのシャワーや更衣室を使うつもり。

と思ったが当てが外れた。入口には「水着・ラッシュガードでの入館はご遠慮ください。海水浴場をご利用のご宿泊客様ならびに日帰り入浴のお客様は、ご入館の際、水気と砂を充分に取り除き、お洋服に着替えていただくようお願いしております。」
つまり更衣室などは設けていないということだ。

『すさみ海水浴場』。仕方がないのでシャワーや更衣室は海水浴場の設備を利用する。海水浴場の駐車場も無料なのだがすぐ横なのでホテルにC-HRを置いたまま徒歩で海水浴場へと赴く。

この芝生地帯はキャンプやBBQができるエリアで有料。ただし立ち入りは自由である。その真ん中にトイレと更衣室がある。



内部は広々しており使いやすく利用は無料。シャワーも湯はなく水のみだが無料でうれしい。

スイカが生っていたのでここを本拠地として荷物を置く。

スマホと車の鍵は防水ケースに入れる。これをラッシュガード内に忍ばせる。ちょっと不安だったがあまり潜らなければ防水は大丈夫だった。



砂浜の両端には熱帯魚のような小魚もみられる。うまく撮れなかったが青く輝くメダカのような小魚やイシダイの幼魚のような魚もいた。(カメラは乾電池式のVeldo TN-WTP-CAM01。詳細はこちら。)。この日の海水の透明度はそんなに高くはなかった。基本的に綺麗なはずなので条件によってはもっと澄んでいると思われる。実際にすさみ町内のシャワー設備などないマイナーな海水浴場では浅瀬で珊瑚などをスノーケルで見ることができる。以前、白良浜以北の臨海浦海水浴場でも珊瑚をスノーケルで楽しめたのだから当然だろう。
サンセットすさみ(稲積温泉)
名 称:サンセットすさみ(稲積温泉)
所在地:和歌山県すさみ町周参見5351-10
ご注意:この記事の情報は2025年08月ごろのものです。

14:40 『サンセットすさみ(稲積温泉)』。いよいよチェックイン。

びっくりするくらい綺麗で広々とした快適なロビー。本当に雰囲気が気持ちいい。対応してくれたフロントスタッフも懇切丁寧に説明してくれる。宿泊料金は前払いでクレカ対応。
【アクティブ世代&シニア応援|紀州御膳】20代・30代・60歳以上の方限定!10%割引でお得に宿泊!/和室7.5畳<オーシャンビュー/禁煙/バストイレなし/禁煙(2人分) | 24840円 |
合計(2人分) | 24840円 |

アメニティはフロント横にあり一人1個ずつ宿泊分だけを持っていくスタイル。浴衣(中)サイズはあらかじめ部屋に用意されている。

玄関横にある物干しは自由に使える。館内にあるランドリー室にある針金ハンガーを持ってきて水着などを干して大丈夫。従業員用洗濯機は宿泊者は使用禁止。

エレベーターは1機だが不便は感じなかった。宿泊客が少なかったのと普通にスイスイ動くエレベーターだったからか。

エレベーターや食堂まで疲れてしまうほど歩かなくていいちょうど良い規模のホテル。


部屋は3階の303号室。和室7.5畳。バストイレなしだが洗面所はあるので歯磨きはできる。Wi-Fiはバッチリ。コンセントは2つ空きがある。冷蔵庫・湯沸かしポット・空気清浄機完備。トイレは各階にある共同トイレを利用。常時きれいに清掃されていて不快感は全くないが、和式と洋式が同じくらいの比率で存在するのが少し残念。

窓からの景色。ホテルの全室がオーシャンビューである。

残念なことに部屋鍵は1つ。二人以上で泊まる際、大浴場に行くときやトイレに行くときは不便な場合が生じる。スリッパはクッションが良くて履きやすい。

大浴場への通路。貴重品ロッカー(無料)があって部屋鍵やスマホなどを置いていける。ウォーターサーバーも設置されていて[冷水][常温水][熱湯]を選ぶことができる。


源泉名 | 稲積温泉 |
泉質 | 単純硫黄冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉) |
泉温 | 36.3℃ |
循環装置 | あり |
加水 / 加温 | なし / あり |
新湯注入量 | 毎分64L |
入浴剤 | なし |
消毒 | 塩素系薬剤使用 |
ぬるぬる感を味わえる泉質。シャワーも温泉だからか泡立ちが良い。いや温泉がアルカリ性なのでそもそも石鹸は必要ないかも。浴槽はわざと冷泉を注いで[ぬるめ]と[あつめ]のエリアに分けている。

17:30 『いなづみ食堂』で夕食。

自分の車や海の景色を見ながらの食事。大きな窓によっての開放感。

水ポットには大きめの紀州備長炭が入っている。




地元紀伊半島の食材をふんだんに取り入れた料理はどれもこれもマジで旨い!一つ一つの料理を食べるたびに感心するほどである。白米は2杯目まで無料でおかわりができる。スタッフの女性はベトナムから来た女の子で機敏に動いてくれる。夕食の評価は★★★★★の満点。