ひろしとひろこは『新千歳空港』から『快速エアポート105号』に乗って『小樽駅』に12:00前に到着した。小樽での予定している滞在時間は昼食時間も含めて3時間30分。『おたる政寿司』で食べた後は少しの散策を予定している。
小樽には安くて美味しい寿司屋が点在しているが、とりあえず小樽に来た記念として『小樽寿司屋通り』にやってきた。
安定して評判の良い『おたる政寿司』。ゆっくり歩いて小樽駅から約15分。
入店すると「40分ほどお待ちいただくことになります」と告げられ待機スペースに連れて行かれる。そこは暖かくて雑誌なども置いてあり快適。
ひろしが注文した【うにいくら丼/3500円】。特にうにが美味しい。この値段だと大阪でも同等のものが食べれるのでは?…いやいや、苦味のない甘くしっとりした「うに」とプチプチした「いくら」は、大阪で食べるものとはどこか違う。まさに至福のひとときである。
ひろこが注文したのは【はまなす/1580円】。こちらはなかなかの高コスパメニュー。専門的な分析ができないゆえどう言葉にしていいかわからないが、とにかく大阪で食べる寿司とは一線を画す美味しさが小樽寿司にはある。
『おたる政寿司』を出発し徒歩20分で来たのは『メルヘン交差点』。明治45年に建造された『小樽オルゴール堂』や『小樽洋菓子舗ルタオ』などが建つロマ ンチックな五叉路の交差点。まるでヨーロッパの街角に立っているような気分になる。ただ、あちこちから聞こえてくるのは中国語だった。
『メルヘン交差点』から『堺町通り』を西へと歩く。明治時代に建造された『大正硝子館』などの硝子細工店や洋菓子店が軒を連ねる。またお手頃値段の寿司店も点在している。
店先屋台で売られていた【ピーターコーン/200円】を食べたり…。
『かま栄-灯台茶房ラ・カンパネラ』の【パンロール/216円】。魚のすり身が入った揚げパンである。妙に旨い。これを食べながら西へと歩く。
そして定番の『小樽運河』。人間そのものが多いのだが、間違いなく日本人より外国人のほうが多かった。特に中国人は圧倒的多数。まぁ、反日の人々が日本で嬉しそうにしている姿を見るのは、なんだか嫌疑が晴れた気がして悪いものではない。この後『小樽駅』へと戻って、札幌へは15:34発の『快速エアポート160号』で向かった。