実はこれまで、日本人客が多く海外気分を損ねるという理由で『サンルート台北(燦路都飯店)』は選択肢から外してきた。しかし今回は、ひろしも冒険心が薄れてきて《宿泊先では日本語が通じる・温水洗浄便座がある・安いわりにそこそこきれいなど心身ともに休めることを重視する》ことに気持ちが傾いた。となれば台北ではこのホテルになる。Googleの地図では『台北太陽道大飯店』という、漢字の意味がわかればわかりやすい表記となっている。予約は「じゃらんnet」から。
1泊目 セミダブル禁煙(1部屋) | 8492円 |
2泊目 セミダブル禁煙(1部屋) | 8492円 |
合計(2人分) | 19530円 |
名 称:サンルート台北(燦路都飯店)
所在地:台北市民権東路一段9号
ご注意:この記事の情報は2016年01月ごろのものです。
ちょっと小さめだが、薄レンガ色できれいな建物。何よりもこの建物の裏側には、美味しく楽しい『晴光市場・雙城街』が潜んでいる。桃園空港とは目の前のバス停から『國光客運1841路線』でわずか83元で結ばれている。
1階のフロント。標準的なビジネスホテルといった感じで必要十分。チェックイン前やチェックアウト後に、キャリーケース等の荷物を預かってもらうときでも、日本語が普通に通じるので便利。
エレベーター内では、部屋の鍵に鎖でつながれている黒い碁石のようなものをセンサーに近づけてピッと鳴らさないと、客室階へは行かないようになっている。写真のエレベーターはたまたま改装中だったのでガムテープだらけ。
701号室。夫婦で泊まる分には窮屈と感じることはなかった。枕元の液晶時計はバックライトが一晩中光っていて非常に便利。台湾のホテルの多くは冷房しかなく、冬季でも夜になると寒くて困ったということがあったが、このホテルでは外気温が10度前後になると自動的に全館暖房のスイッチが入る。ただ、それでもまだ寒いならフロントに頼んで無料貸し出し電気ヒーターを持ってきてもらう。
デスクまわり。鏡の下部には日本のAタイプのコンセントがあり便利。おそらく電圧は110Vであると思われるが、ほとんど大丈夫。その横にはLAN差し込み口もある。
台湾総統選挙で民進党の蔡英文が圧勝したというニュース。テレビは数十ものチャンネルがあり、そのうち幾つかは日本の番組が日本語で放送されていた。
温水洗浄便座トイレはうれしい。アメニティ関連もぬかりはなく髭剃り用カミソリもヘッドが微妙にうごく優れもの。シャワー湯も一定していて調節しやすい。 台湾のトイレは [排水管が細い][トイレットペーパーが硬い]などの理由で詰まりやすく、そのため使用済みの紙は、横にあるゴミ箱に入れるようになってい る。ひろしはそれがどうしても嫌だったので《小さく使っては流す》を繰り返しすことで詰まりはしなかった。ただ、後でホテルに問い合わせると、やはり《流さないように》が基本であった。
電子式のセーフティボックス。
部屋には強力な無料Wi-Fiが飛んでいて[SUNROUTE6]が推奨らしい。
窓からは裏側一帯に広がる『晴光市場・雙城街』を見下ろす。
地下1階には日本の定食チェーン店『大戸屋』が入っている。ここで一日の最後にビールを飲む。【迷你鱈魚黑醋/140元】【台灣金牌600ml/100元】。
最寄の駅となるのはMRTの『捷運民權西路站』。ホテルとは徒歩5分の距離で、小雨くらいなら9番出口と歩道のようなビルの軒下を通ることで、傘は不要である。