宿泊先の『サンルート台北』のすぐ北側に広がるグルメ地帯、それが『晴光市場・雙城街』。士林夜市や饒河街観光夜市などと比べると地味な印象を受けるが、中身においてはこちらのほうが優れていると言っても過言ではない。
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光意麵』『丁香豆花』『蔥抓餅』『脆皮鮮奶甜甜圈』『哈爾濱東北大餅』『阿富海鮮粥』『洪記豆漿大王』『晴光油飯』『晴光焼包店』『三姊魷魚焿』『晴光紅豆餅』『双妹嘜』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-01.jpg)
訪れた飲食店の地図。▲は屋台なので、曜日によって場所が変わっていたり休みだったりする。『晴光意麵』『丁香豆花』『蔥抓餅』『脆皮鮮奶甜甜圈』『哈爾濱東北大餅』『阿富海鮮粥』『洪記豆漿大王』『晴光油飯』『晴光焼包店』『三姊魷魚焿』『晴光紅豆餅』『双妹嘜』を扱う。
晴光意麵
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光意麵』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-02.jpg)
注文すると「たまごは?」と聞かれるので「No」と言ってお金を払うと「あそこのテーブルで座って待ってて」と言われた。
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光意麵』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-03.jpg)
【乾意麵/35元】を注文。魯蛋を入れると、さらに美味しいらしい。
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光意麵』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-04.jpg)
乾麵の上にもやしと味が付いたひき肉がたっぷり。ちなみに乾麵とはインスタントラーメンのことではなく「汁なし」という意味。食べてみると…めちゃくちゃ旨い!甘辛さが絶妙!肉のベトベトした下品な脂感はなくあっさり風味。
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光意麵』『丁香豆花』『蔥抓餅』『脆皮鮮奶甜甜圈』『哈爾濱東北大餅』『阿富海鮮粥』『洪記豆漿大王』『晴光油飯』『晴光焼包店』『三姊魷魚焿』『晴光紅豆餅』『双妹嘜』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-05.jpg)
せっかくだからひろこにも「一口食べてみ!」と薦めた。肉があまり好きではないので「じゃあ一口だけ」と食べてみる。なんと「私、おかわりしたい!」と言い出す始末!このあとも食べる予定のものが控えていたので自制を促したのだった。
丁香豆花
![晴光市場・雙城街で食べる。『丁香豆花』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-06.jpg)
ちょっとした台湾スウィーツの「豆花」。砂糖不使用の豆乳から作る豆腐というかプリンというか、といったヘルシーで伝統的な食べ物。
![晴光市場・雙城街で食べる。『丁香豆花』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-07.jpg)
台北にはあちこちに豆花店があるのだが、この店は卵が入っていることで有名である。「たまごのほう」と言って注文すると「トッピング、3種類、選べ」と言われた。それで悩んだあげく【花生】【小紅豆】【芋圓】を指でさして注文。
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光意麵』『丁香豆花』『蔥抓餅』『脆皮鮮奶甜甜圈』『哈爾濱東北大餅』『阿富海鮮粥』『洪記豆漿大王』『晴光油飯』『晴光焼包店』『三姊魷魚焿』『晴光紅豆餅』『双妹嘜』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-08.jpg)
見た目はプリンのようだが、甘さはなくスッキリした味わい。【丁香豆花(花生+小紅豆+芋圓)/55元】。店内の奥にはステンレス壁に向かって食べれる簡易なテーブルがあり、落ち着いて食べられる。
蔥抓餅
![晴光市場・雙城街で食べる。『蔥抓餅』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-09.jpg)
台北の屋台の定番の蔥抓餅。お好み焼きのような生地を、鉄板の上で突いたりひっくり返したりして空気をたっぷり含ませ、ふわふわの食感を実現する。
![晴光市場・雙城街で食べる。『蔥抓餅』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-10.jpg)
【蔥抓餅醤油膏/55元】。この屋台のは、さほどフワフワ感はないが、その分しっかりした食べ応えのある味。
脆皮鮮奶甜甜圈
![晴光市場・雙城街で食べる。『脆皮鮮奶甜甜圈』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-11.jpg)
いつも行列の絶えない『脆皮鮮奶甜甜圈』。まぁよくあるドーナツだろうと思って行列に並んだ。
![晴光市場・雙城街で食べる。『脆皮鮮奶甜甜圈』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-12.jpg)
いくつか種類があるのかと思いきや【原味/20元】しか作っておらず「ひとつ」と言って注文。
![晴光市場・雙城街で食べる。『脆皮鮮奶甜甜圈』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-13.jpg)
手渡されたものを早速、店の前で食べてみると…衝撃的な美味しさ!外側はサクッとして内側はモチッ。振りかけてある白い粉は砂糖という安易なものではなく、ほとんど甘さを感じさせない旨みのある特製パウダー。侮れない一品である。案の定ひろこは「もう1つ買おう」と言い出したが、せっかくなので他の様々なものを食べようと自制を促した。
哈爾濱東北大餅
![晴光市場・雙城街で食べる。『哈爾濱東北大餅』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-14.jpg)
台北のあちこちで見かける『哈爾濱東北大餅』。
![晴光市場・雙城街で食べる。『哈爾濱東北大餅』【筋餅/50元】](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-15.jpg)
【筋餅/50元】を注文。一口サイズに切ってくれる。
![晴光市場・雙城街で食べる。『哈爾濱東北大餅』【筋餅/50元】](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-16.jpg)
韓国のチヂミの葱バージョンで、よりモチモチしている。文句なしに美味しい。
阿富海鮮粥
![晴光市場・雙城街で食べる。『阿富海鮮粥』【蚵仔麵線/100元】生姜たっぷり](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-17.jpg)
日が沈んで雙城街もすっかり夜市となった。昼間に『捷運雙連站』すぐそばの蚵仔麵線が売り切れで食べ損なったこともあり、ひろしはこの店に吸い寄せられていった。
![晴光市場・雙城街で食べる。『阿富海鮮粥』【蚵仔麵線/100元】生姜たっぷり](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-18.jpg)
もちろん【蚵仔麵線/100元】を注文。
![晴光市場・雙城街で食べる。『阿富海鮮粥』【蚵仔麵線/100元】生姜たっぷり](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-19.jpg)
ここの味はかなり独創的で、強力な生姜のパンチ!牡蠣もたくさん!
洪記豆漿大王
![晴光市場・雙城街で食べる。『洪記豆漿大王』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-20.jpg)
台北市内で時々見かける『洪記豆漿大王』の赤い看板。朝食に訪れてみた。
![晴光市場・雙城街で食べる。『洪記豆漿大王』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-21.jpg)
入り口にある黒いトレイを持って、欲しいものを載せていく。調理が必要なものは目の前の店員に注文する。一番奥のレジで支払ってテーブルに着く。
![晴光市場・雙城街で食べる。『洪記豆漿大王』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-22.jpg)
【生菜蛋餅/40元】は久しぶりに生野菜に出会えてうれしい一品。【葡式蛋塔/28元】はつまりエッグタルトのことで、特に旨くも不味くもなくふつう。目玉焼きも普通。【香煎蘿蔔糕(大根もち)/48元】は名前のとおり餅を大根おろし醤油で食べた味。
晴光油飯
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光油飯』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-23.jpg)
屋台のように見えるが店舗である。
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光油飯』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-24.jpg)
この店に来て”お持ち帰り品”を待っていた女性客に話しかけて【油飯/35元】【花枝焿/45元+米粉麵/10元】を台湾語で注文してもらった。
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光油飯』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-25.jpg)
【油飯/35元】は名前からして油でベトベトの炒飯と思いきや全く違って、いわゆる中華おこわ。餅や団子が大好きなひろこは大絶賛!【花枝焿/45元+米粉麵/10元】はやわらかいイカすり身団子のスープと米粉麵の組み合わせ。とろみのあるあつあつスープは出汁がきいててスッキリした味わい。身体がほっとする。
晴光焼包店
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光焼包店』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-26.jpg)
お餅やご飯が大好きなひろこの目に留まったお店。
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光焼包店』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-27.jpg)
絶対に食べてみたい【五穀飯糰/38元】を購入。
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光焼包店』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-28.jpg)
これは帰りの飛行機の中で食べた。モチモチした食感にちょっと醤油辛いうす揚げや野菜が見事!言うまでもなくひろこは大絶賛!
三姊魷魚焿
![晴光市場・雙城街で食べる。『三姊魷魚焿』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-29.jpg)
屋台なのでいつもここで出店しているわけではない。注文すると「辛い?」と聞かれたので「No辛い」と言って、辛味調味料の挿入は拒否する。
![晴光市場・雙城街で食べる。『三姊魷魚焿』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-30.jpg)
雨が降っていたので、すぐ横の建物の中に案内された。
![晴光市場・雙城街で食べる。『三姊魷魚焿』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-31.jpg)
【魷魚焿(スルメスープ)+米粉麵/55元】の「No辛い」バージョン。イカはやわらかい!たぶん台湾バジルだと思うが、これと一緒に食べるとなお一層美味しい!
晴光紅豆餅
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光紅豆餅』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-32.jpg)
回転焼きのお店。中身があんこやカスタード以外に「切干大根」入りがあるので買いに行ってみた。
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光紅豆餅』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-33.jpg)
切干大根の【蘿蔔絲/10元】はすぐに売り切れるので上手くタイミングが合えば購入できる。
![晴光市場・雙城街で食べる。『晴光紅豆餅』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-34.jpg)
日本の食堂にあるような甘い切干大根ではなく、あっさりした味わいにヘルシーさを感じる。
双妹嘜
![晴光市場・雙城街で食べる。『双妹嘜』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-35.jpg)
美容と健康にこだわったスウィーツのお店。黄色で囲んだところに食べるスペースがある。
![晴光市場・雙城街で食べる。『双妹嘜』](https://hiroshino01.com/wp-content/uploads/160115-08-36.jpg)
日本のおしること比べると甘さ控えめな【蓮子紫紫米(ハスの実黒もち米おしるこ)/80元】。ひろこは台湾に来るたびに『頂好Wellcome』などで買って帰って、日本の自宅でお湯で溶かして飲んでいたもの。ひろこは大感激!