『湯元山荘湯ノ口温泉』は「トロッコに乗って」というのが魅力の一つ。
トロッコに乗る!

14:15 『瀞流荘駅』の無料駐車場にC-HRをとめる。
瀞流荘発 | 湯ノ口温泉発 |
8:50 | 16:00 |
9:55 | 10:55 |
11:15 | 12:35 |
13:00 | 14:10 |
14:30 | 15:40 |
16:00 | 17:10 |
トロッコは頻繁に運行しているわけではないので時刻表をホームページで調べてから、それに合わせて到着するように計画しないと待ちぼうけを食らうことになる。ただ、計画してもそのとおりに行かないことも当然のごとく生じる。ひろしは12:30頃に到着する予定で自宅を出発したが、途中何度も道路工事中の片側通行で停車を余儀なくされたり、がけ崩れで10kmも遠回りになる迂回路を通ったりで結局14:00頃に到着した。

トロッコ往復 | 550円 |
トロッコ往復&入浴券(湯ノ口温泉) | 880円 |
熊野 湯めぐり手形 (トロッコ・入鹿温泉・湯ノ口温泉の一日限定フリーパス) | 1100円 |
せっかくなので『入鹿温泉ホテル瀞流荘』のお風呂にも入っておこうということでトロッコと湯ノ口温泉と入鹿温泉を1日何度でも利用できる〔熊野湯めぐり手形/1,100円〕×2人を買うことにした。また『鉄カード』の配布も行っていたので夫婦で一枚ずつ頂くことにした。

「機回し」を終えた状態のトロッコ。「機回し」とは客車を残して機関車だけ切り離し先頭から後方へと移動させること。これにより機関車が再び先頭となって客車をけん引する。

バッテリー機関車の運転席。機関車のボンネットには48個のバッテリーが積まれているらしい。

車輪にはサスペンションらしきもの、おそらく板バネすら装着されていないっぽい。走りだすとガツンガツンと直に振動が伝わるのだ。

客車はかなり小さくて可愛い。

後方の窓からひろこがこちらを見ている。

定員8名の客車は身長155cmのひろこでもかなり窮屈。

全長1.07km、約10分のトロッコ乗車で河川上に建造されている『湯ノ口温泉駅』に到着。元々鉱山用トロッコなので途中の僅かな区間を除いてほぼすべてがトンネル。ガツンガツンの振動とゴォーの騒音とヒンヤリの涼しさを暗闇の中で味わった10分間は楽しいのひとこと。

『湯ノ口温泉』へは清流沿いの路を3分ほど歩いていく。
湯ノ口温泉
名 称:湯元山荘 湯ノ口温泉
所在地:三重県熊野市紀和町湯ノ口10
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2020年06月ごろのものです。

『湯元山荘湯ノ口温泉』に到着。この建物は高級木材として知られる熊野材がおしげもなく使用されている。すぐ隣に駐車場もあり40台ほど収容できる山間部にしては立派なものが整備されている。

脱衣所ロッカーは100円返却式鍵付きで安心。
以下のように脱衣所にあった「温泉掲示」に記載されていた。
加水の有無 | 加水はしていません。 |
加温の有無 | 入浴に適した温度を保つため加温することもあります。 |
入浴剤の添加の有無 | 添加はしていません。 |
循環(ろ過)利用の有無 | 循環(ろ過)はしていません。 |
消毒処理の有無 | 衛生管理の為、塩素系薬剤による消毒を行っています。スケール付着防止用の薬剤を使用しています。 |

源泉かけ流し!スッと体に温泉が染み込んできて全身の力が抜けていく。熊野材の香りも気持ちを落ち着かせてくれる。撮影禁止ではないようだが、他の客がいたので公式HPから画像をお借りした。

15:35 『湯ノ口温泉駅』へと向かう。

帰りは15:40発のトロッコに乗って『瀞流荘駅』へと戻る。
入鹿温泉 ホテル瀞流荘
名 称:入鹿温泉 ホテル瀞流荘
所在地:三重県熊野市紀和町小川口158
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2020年06月ごろのものです。

トロッコの駐車場にC-HRを置いたまま徒歩1分で『入鹿温泉 ホテル瀞流荘』へ。フロントで熊野湯めぐり手形を見せて入館。

脱衣所ロッカーは100円返却式鍵付きで安心。

こちらは普通の循環式。しかも現在は湯ノ口温泉を引き湯して営業しているとのことで厳密には入鹿温泉ではない。まぁそれでもこの施設を利用したということには変わりはないので入湯簿に記録しておく。撮影禁止ではないようだが、他の客がいたので公式HPから画像をお借りした。露天風呂からは雄大な北山川が一望できる。