2005年06月 三朝旅行

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今回は三朝温泉を目指す山陰地方の旅行となる。訪れた場所は『岩井屋(岩井温泉)』『河原風呂(三朝温泉)』『三朝館(三朝温泉)』『たねや旅館(湯原温泉)』『ひまわり館(下湯原温泉)』『茅森温泉』。

岩井屋(岩井温泉)

大阪を出発してすっかり日が暮れ時刻は20:00。『岩井屋(岩井温泉)』に到着。1200年前からある山陰最古の岩井温泉を堪能できる旅館だ。とはいえ今回は日帰り利用。

1階ロビーは趣がある和風でピカピカにきれい。

脱衣所から一段下がったところにある浴室。市松模様的な床タイルが印象的。浴槽は少々深めで直立しても胸あたりまで浸かることができる。浴槽底にはスノコが敷いてあり、その下からは源泉が噴出しているといった超贅沢な構造だ。もちろん源泉かけ流しでシャワーも源泉をそのまま利用している。

露天風呂も風情があり日本秘湯を守る会の提灯が吊り下げられている。

三朝河川敷駐車場で車中泊

昨晩は三朝温泉の河川敷駐車場で車中泊。

河原風呂(三朝温泉)

三朝温泉での名物『河原かわら風呂(三朝みささ温泉)』は黄色矢印の場所、河原にある無料の露天風呂。

現在07:50。まだそんなに人々が動いてない時間帯なのでひろこにとっても入湯チャンスだ。ということで素早く湯に浸かる。このあとひろしもゆっくり入湯。一応目隠しとなる棚や柵があるので下呂温泉の噴泉池などより難易度は低い。もちろん混浴で源泉かけ流し。

三朝館(三朝温泉)

12:00 『三朝みささ館(三朝温泉)』を訪れる。三朝温泉は850年以上の歴史ある古湯で世界屈指のラドン含有量を誇る放射能泉。ラドンとは、ラジウムが分解されて生じる弱い放射線のこと。その源泉を敷地内に持っていて、それを贅沢に源泉かけ流しで提供している。

ラドン温泉は内湯が重要。ここで湯気を吸うことにより微弱なラドンを体内に取り入れ、免疫力や自然治癒力が高まる。実際に癌が治ったという多くの事例がある。

露天は他には例を見ないような趣向が凝らされている。

これも露天風呂に一部で畳に寝転がって休憩できる。

この部屋も露天風呂の一部。つまり裸体でくつろぐ場所である。設置されている昭和風の白黒テレビではキューリー夫人が発見したラジウムが、どのように身体の疾患を治療するのかというストーリーがビデオ映像で繰り返し流れている。

たねや旅館(湯原温泉)

15:30 三朝から南下し『たねや旅館(湯原温泉)』に到着。場所は岡山県真庭市湯原温泉145。

館内に足を踏み入れると、そこには照明ひとつ点けていない薄暗くて静かなロビーが待ち受けていた。一瞬たじろいだが、勇気をもって「すいませ~ん!」と大声で叫ぶ。すると暗闇のどこかから男性が出てきて入浴を受け付けてくれた。案内されたのは大浴場ではなく貸切風呂のような浴場。夫婦二人で来たからか、あるいは大浴場は清掃中でお湯が溜まっていないのか理由は定かではないがとりあえず案内されたとおり浴室に入る。

脱衣所は狭く隅の方はカゴにホコリがたくさんあり決してキレイではない。恐る恐る浴室に入る。二人が入れる程度の大きさの岩風呂の湯船があり、そこに源泉のお湯がドバドバと注がれている。泉質は湯原のアルカリ性単純泉で、贅沢な源泉かけ流しだ。建物の不気味な雰囲気と独特な接客から不安いっぱいだったが、予想に反して非常に気持ちが良いお湯であった。

ひまわり館(下湯原温泉)

次にやってきたのは『ひまわり館(下湯原温泉)』。場所は岡山県真庭市下湯原24-1。道の駅のような場所に露天風呂が併設されている。

露天風呂の入口。

奥飛騨などの山奥に昔からある露天風呂のような造りで、脱衣カゴも屋外にある。

広々とした湯船で気持ちがいい。無色透明のアルカリ性単純泉。なんと施設側の公表によると源泉かけ流しである。

茅森温泉

18:00 『茅森かやもり温泉』に到着。上記のひまわり館から車で5分のところにある。以前から一度チャレンジしてみたかった温泉である。周りは畑だったり墓地だったりと開放感は十分にあるが目隠し塀があることで全裸入湯難易度は高くない。が、しかし、湯舟の中を見てみると濃厚な緑色。藻が繁殖しているのだ。手を浸けてみると温度も低い。もしこれで浸かるなら全身に藻が絡み付き、しかも寒いこと間違いなし。ということで今回は手湯だけにしておく。普段は地元民によりきちんと清掃されているらしいのだが、タイミングが悪かったみたいだ。清掃をお手伝いさせていただいても良いから入りたかったな。もちろん完全に源泉かけ流し。

このあと大阪へと帰る。

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