桃園空港からスプリングシティリゾート(春天酒店)までの交通についての記事。是非とも台湾の新幹線である『台湾高速鉄道(台湾高鐵・THSR)』に乗ってみたいので、まずは桃園空港の最寄駅である『高鐵桃園站』に行く。
桃園空港の最寄駅である『高鐵桃園站』は少し離れていてバスで10分ほどのところにある。それで桃園空港第1ターミナルの地下1階にある各社バスチケットカウンターの『Ubus(ユーバス)』というところで「新幹線、ここ?」と聞くと「新幹線、ここ!30元!」と言ってくれる。思わず「安い!」というと、日本語がわかっているのか、うれしそうに微笑む職員。クレジットカード払いは不可。バス乗り場は、そのすぐ前。
チケットを手にしてバスに乗り込む。
きれいなバスに揺られて10分ほどで新幹線の『高鐵桃園站』に到着する。すぐ向こうに新幹線の駅らしきものが見えるが、どう見ても建設中である。
バスから降りて、新幹線の高架線路やホームを探すも、バスが停車したこのバスのための待合室のような小さな建物しかない…新幹線の駅はどこだ?不安いっぱいでキョロキョロ。
バスの待合室のような建物にとりあえず入ってみる。なんとそこには新幹線のチケット売り場があるではないか。ああ、地下に新幹線のホームがあるのかと気づく。
運賃は『高鐵桃園站』から『高鐵台北站』まで2人で指定席込みの料金がNT$350。つまり1人600円くらい。安い!
地下の月台(ホーム)に降りて少し待つと、やってきた。
日本製だけあって乗り心地も上々。ここからすぐに地上の高架となり、しばし台湾の街並みを車窓から楽しむことができる。『高鐵台北站』に近づいてくると再び地下になり、約20分ほどで『高鐵台北站』に到着。
新幹線で台北站に到着したひろしとひろこは、まずこの円形のインフォメーションに並んで、『二日間乗り放題チケット』を購入する。
一日券/180元は捷運(地下鉄・MRT)の電車のみ乗車可能。二日券/310元からは無条件でバス乗り放題もついてくる。バスに乗るつもりはないが二日間必要なので『二日券』を購入。結局これがお得なのかどうかはわからないが、その都度の手間と時間を考えれば買っておくに越したことはないと考えた。
改札は機械にタッチするだけ。
ホームドアもあって安全。徹底した飲食禁止。日本でも飲食禁止にすればいいのに。
車内の電光掲示により現在地を知れる。電車内はきれい。座席はプラスチックで硬く座りごこちは良くない。また、向きが違うこの椅子は、前に座っている客の横顔を見つめることになるので落ち着かない。
北投温泉に行くには『北投站』で淡水線から分岐している路線に乗り換えて『新北投站』で降りる。なぜかこの区間は異様に速度が遅く時間がかかる。
『新北投站』に到着。
『新北投站』から『スプリング シティ リゾート(春天酒店)』まで歩くこともできるが、早く到着したいこともあってタクシーを利用する。乗車時間は5~6分で料金は70元。