台湾では『素食』と呼ばれる動物性を排除したいわゆるベジタリアン料理があり、それを扱うレストランがあちこちにある。『長春素食』もその人気店の一つ。
メモ
名 称:長春素食
所在地:台北市中山区新生北路二段38號
ご注意:この記事の情報は2012年10月ごろのものです。
宿泊しているニッコータイペイ(老爺大酒店)から東へ徒歩10分。この入口から階段を上って2階が『長春素食』。
エレベーターで2階に上がるためには建物側面の薄暗い路地から入る。
2階に上ったところにある受付カウンターで560元(約1700円)/1人を支払い、テーブルへと案内される。台湾の物価を考えれば少々高めではあるが、一切動物性を使わないで工夫を凝らした身体に優しい数々のおいしい料理が食べ放題ということなので、むしろ割安だと言えるのではないだろうか。実際、店内は超満員。台湾庶民の意識は高い。
いろいろ食べている中に、どう考えても豚肉だろうと思えるものもあったりするが、素食だから肉は使われていないはず…と不安になるほど上手く調理されており満足度が高い。
種類は豊富。厨房のあるところでは、注文して作ってもらうこともできる。
マグロやイカに見えるのは素食版のお刺身で、おそらくコンニャクであろう。でも一応マグロを食べているような味と食感がある。
陶器の壺に入ったスープ類が並んでいる。これも全部動物性は使われていない。
アイスクリーム類。これもおそらく牛乳は使われていないはず…と若干疑ってしまうほど美味しい。そのほかに麺類もあったのだが、もう少しコシがほしいところ。そんなこんなでお腹いっぱいだが、胃もたれもなく大満足でホテルへ帰っていったひろしとひろこだった。