『 台北101』は高さ509.2mの101階建で、竣工時は世界一の高層ビルだった。その高さはなんと大阪南港にあるWTCビルの約2倍!梅田スカイビルは173mだからその約3倍!どんな景色が待っているのか楽しみである。
台北MRT『捷運市政府站』で下車。
地下鉄から地上に出て『台北101』を見るとあんなところに。15分も歩けば着きそうな距離だが、今回はひろこの足腰の調子があまり良くないのでバスを利用することにした。
現地でいろいろ調べていると、30分毎に台北101ビルまで往復している無料シャトルバスがあるみたい。
で、そのバスを待っていると無料シャトルバスとは違う[537]バスがやって来た。周囲の人の雰囲気からして「これに乗れば101に行ける」と確信したので乗り込むことにする。2日券があるので無料じゃなくても良いのだ。車内電光掲示板に[下車収費]と表示されているので、運賃は降車時に支払う。車両はひろしが好きな新車の香りがして気持ちがいい。
シンプルな循環でわかりやすい。『捷運市政府站 → 市政府 → 101國際購物中心』。
無料のシャトルバスではないので、料金は支払わなければならない…といっても2日券パスがあるので、降車時にこれでピッとするだけ。
『101國際購物中心』に到着。多くの乗客が降車するので焦る必要はない。
早速『台北101』ビルの中に入る。低層階は巨大な吹き抜けでピカピカの専門店街。
若干迷って、ようやく5階の展望台チケット売り場。
NTD450だから1500円くらい。
専用エレベーターに乗り込む。照明は消され、現在地と速度が表示される。静か!揺れない!速い!40秒ほどで89階(地上382.2メートル)に到着!東芝製。感動~!
台北101オリジナルキャラクター『ダンパーベイビー』と記念撮影。
89階の展望フロアを歩いていると携帯電話のようなガイドマシンを勧められた。各スポットでボタンを押すとそこから見える景色について日本語で説明してくれる。ときどき難解な日本語が出てくるがなかなか興味深く楽しい。利用料金は無料。
89階から少し階段をのぼって91階に上がると、屋外展望台に出ることができる。
地上約450mだから東京タワーのてっぺより高いことになる。風が気持ちいい。
屋外展望台。
屋外展望台からさらに上を見る。
TMD(チューンドマスダンパー)。台北101の自慢の装置で、台風などで発生する建物の揺れを抑制してくれるもの。直径5.5m、重さ660tもある。
名 称:台北101
所在地:台北市信義區市府路45號
ご注意:この記事の情報は2012年10月ごろのものです。
帰りも[537]バスで『捷運市政府站』に戻った。
バスの味を占めたので、そこから[266]に乗って『捷運中山站』まで行った。台北の街並みが見れる車窓が楽しい。