帰国日の朝、宿泊ホテルからラッフルズ駅まで歩かなければならなくなった。昨日、ひろこが[ez-linkcard]の[Top Up]の操作を間違えてS$20.00も補充してしまったのだ。もう一枚の[ez-linkcard]もS$10.00以上残っているので、2枚とも払い戻しをしてもらうことにした。もちろんラッフルズ駅までMRTを利用してもいいのだが、この用事のためだけに運賃を使うのはもったいないし、もともと街並みを見るのが好きなひろしにとっては好都合の任務遂行なのである。
[ez-linkcard]の払い戻しは一部の主要駅にあるチケットオフィスで手続きをする。営業時間はバラバラである。とりあえず『Bayfront駅』を見ると、今日は平日なので閉鎖されている。最後に空港の『Changi Airport駅』でという手段があるものの、もしかしたらそんな余裕の時間がないかも知れない。ということでひろし単独で08:00に到着するように『Raffles Place駅』まで歩くことにした。ひろこはホテルの部屋で留守番。
西側のマリーナブールバードをひたすら歩く。ホテルの部屋から『Raffles Place駅』の改札口まで、約1.5kmの行程でゆっくり歩いて30分弱。
マリーナベイサンズのザショップスを出てすぐのところ。マラソン大会があるのか、たくさんのランナーが走っている。
朝の太陽光がまぶしく、空気も爽やかで清々しい。
白い建物(黄色枠)がMRT『Raffles Place駅』の入口なのだが、そこまで歩道が続いておらず途中で途切れている。仕方なくこの横断歩道を渡ってすぐに、左の横断歩道を渡る。
少し歩くと白い入口とはまた違う入口があったので、ここから地下へと降りる。
地下道を進んでいくと…
無事に『Raffles Place駅』の改札口に到着した。払い戻しをしてくれるチケットオフィスは改札横の事務所ではなく、左の水色の小屋である。
『Ticket office』と表示されている。
窓口で[ez-linkcard]を差し出すものの「払い戻し」の英語がわからない。思いついた言葉が「キャッシュバック、プリーズ」だったが、まぁなんとか理解してくれたようで、無事に全額返金してくれた。手数料は無料で、払い戻しされる額はきちんと液晶画面に表示されるので安心。ついでにカードの有効期限も表示されるので撮影し記録しておく。こうしてひろしとひろこの[ez-linkcard]は2枚とも残額S$0.00となりひろしの任務は完了した。次回、2023年までにシンガポールに来ることがあれば、このカードに再び「Top Up」すれば良い。