2025年03月 九州旅行_3日目

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今回は九州西部のまだ訪れていない場所を巡る旅だ。大まかなルートを言うと、呼子から南下し島鉄フェリーで天草にわたり霧島ホテルに泊まり志布志港から大阪へさんふらわあで帰るというもの。その3日目は、昨晩車中泊した『道の駅鹿島』を出発し『脇浜温泉共同浴場』『島鉄フェリー』で島原から天草へ、『よりみち食堂』でたこ天丼、『道の駅リップルランド』あか巻きの『イソップ製菓』『祇園橋』『施無畏橋』『道の駅天草市イルカセンター』『富岡城』『白鷺館(天草下田温泉)』『望洋閣(天草下田温泉)』で宿泊する。

道の駅鹿島

06:00 『道の駅鹿島』。小雨。ここは有明海の干潟を縦横無尽に駆け巡る潟スキーの祭典であるガタリンピックなるものが催されることでも有名。ということで、堤防から干潟を見てみたが満潮で干潟は見られなかった。歯磨きをして06:30に出発。

『諫早湾干拓堤防道路』を通過。

07:44 小浜町あたりを南下していると前からポケモンのバスが走ってきた!それにつづいてスヌーピーのバスも!

あとで調べてみるとこの地域一帯を管轄している幼保連携型小浜こども園の送迎バスであることが判明。なかなか楽しい。

脇浜温泉共同浴場(小浜温泉)

メモ

名 称:脇浜温泉共同浴場(小浜温泉)
所在地:長崎県雲仙市小浜町南本町7
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2025年03月ごろのものです。

07:50 『脇浜温泉共同浴場(小浜温泉)』。駐車場は5台。「おたっしゃんの湯」として知られている。

入浴券/400円×2人を券売機で買う。それを番台の女性に渡すがこのときは外出していたので箱に置く。

情緒ありすぎの脱衣所。これぞ日本の共同湯である。ロッカーは木製で鍵はついていない。

泉質はナトリウム塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。もちろん源泉かけ流し!ただし源泉が100度近いので若干の加水をしていて二つの浴槽には[あつい][ぬるい]の温度差を持たせている。朝陽が差し込んで水色に見えるがお湯自体は無色透明。かなり塩辛い味がするが入湯してみると刺激はなく柔らかい肌触り。いつまでも入っていたい。九州に突入して3日目になるが、こちらの共同湯に入ってようやく九州に来たという実感がわいたひろし夫婦である。

島鉄フェリー

08:47 『口之津くちのつ港』に到着。乗船する車列に並び急いで車検証を持ってターミナルビルに向かう。車両5m未満(運転手込み)/3700円+旅客1人/540円=4240円をクレカで支払う。

島鉄フェリー[09:00口之津くちのつ港→09:30鬼池おにいけ港]の約30分の船旅だ。ひろしはイルカの群れに遭遇することを信じてずっと海面を見ていたが見事に夢と散った。

フェリーくちのつ/総トン数_548t/全長47.25m/旅客定員_350名/搭載車輛数_バス8台又は乗用車29台

ほぼ定刻通り09:33に着岸。

09:35 『鬼池おにいけ港』に到着。

鬼池港の公衆トイレに行くと男性側だけだが洗面所は可愛らしいタイルで飾られていた。

よりみち食堂

10:40 『よりみち食堂』。開店準備をしている男性に尋ねてみると「今日はタコが入荷してますよ」という。ひろしとひろこは大喜びだ。タコについては近年相当の規模で漁獲量が減っているらしい。

地元の肉体労働者に愛される食堂だという。

【名物たこ天丼(大盛)/1200円】【ちゃんぽん/700円】。タコが味わえて感激!旨い!どちらも地元民に愛されるのがうなずける旨さ!

道の駅リップルランド

11:35 『道の駅リップルランド』。横浜からフェリーで別府に着きそこから一人で九州を巡っているという横浜ナンバーのCBR250RRに乗った20歳前後の女の子と少しの会話を楽しむ。

タコに捕らえられたひろこを助けるひろし。

イソップ製菓

メモ

名 称:イソップ製菓
所在地:熊本県天草市志柿町2713
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2025年03月ごろのものです。

12:10 『イソップ製菓』。有名な【あか巻】は、漁師の体力消耗を補う「船上食」として戦後まもなく牛深町で開発された。南蛮渡来のロールケーキとあんこを、腹持ちの良いお餅で巻いた天草の伝統郷土菓子だ。

いろいろと試食があったので食べてみると、なるほど、モチモチしていて美味しい~!ばら売りもされているので【晩柑餅巻/150円】【あか巻/150円】を2個ずつ買う。

祇園橋

12:30 『祇園橋ぎおんばし』。1832(天保3)年に架設。石造桁橋では国内最大級で全長28.6m、45脚の石柱でなりたっている。国指定重要文化財である。現在は崩落の危険性があるため渡ることは出来ない。

施無畏橋

12:40 『施無畏橋せむいばし』。橋上は芝生状となっており徒歩で渡ることができる。

道の駅天草市イルカセンター

13:20 『道の駅天草イルカセンター』。イルカウォッチングの乗船チケット購入ブースがある。

【太平燕/200円】【大根/150円】【ポンカン/300円】を買う。

富岡城

13:50 『富岡城』。駐車場は無料。

駐車場からの順路が記されている案内図。30~40分もあればすべてを見ることができる。

天草にゆかりのある人物、鈴木重成、鈴木正三、勝海舟、頼山陽の銅像がならんでいる。

『富岡の砂嘴さし』を眺めることができる。砂嘴とは沿岸流によって運ばれた砂や小石が堆積して形成される、海中に細長く突き出た地形のことで景色として美しいものである。

『富岡ビジターセンター』は入館無料。

天草地域の魅力ある自然景観、歴史、文化環境等について知ることができる。

天橋立のように富岡の砂嘴を股のぞきによって見ることができる。正直そんなに感動はなかったがこの地に来た記念としてやってみる価値はある。

望洋閣(天草下田温泉)_チェックイン

メモ

名 称:望洋閣ぼうようかく(天草下田温泉)
所在地:熊本県天草市天草町下田北1201
ご注意:この記事の情報は2025年03月ごろのものです。

14:30 『望洋閣(天草下田温泉)』に到着。

フロントでチェックイン。[14時先行チェックインもOK]のプランなのだ。宿泊料金についてはチェックアウトの記事を参照。

エントランスは広々していて明るい。

ゆったり寛げるロビー。

ベルスタッフが部屋まで荷物運搬と案内をしてくれる。

313号室。本館和室/7.5畳/オーシャンビュー/禁煙。古さは否めないが清掃はきちんとされており綺麗。しかもちゃんと無料Wi-Fiも飛んでいる。

大浴場のあるホテルで部屋鍵が一つだけなのは残念。古い建物にありがちな電源コンセントが少ない問題だが3つ口延長コードが備付けてありこれで何とかなる。若女将の藤本恵子さんは日テレのマツコ会議にも出演したことがあり頑張っている。

部屋からの景色。このホテルの名物である夕陽をバッチリ見ることが出来る。海面が近くに感じ、低層階もいいもんだと思う。

白鷺館(天草下田温泉)

周辺を散策。まずは大きな足湯である『五足の湯』。明治40年に天草を訪れた五人の詩人「五足の靴」にちなんで「下田温泉五足の湯」と名づけられている。

観光案内所『ふれあい館ぷらっと』に入ってみると、なんと白鷺館の特別優待券[700円→500円]を発見。このあと入湯しようと思っていただけに喜びを隠せないひろしとひろこ。

15:50 『白鷺館(天草下田温泉)』。約800年前、二羽の傷ついた白鷺が川の畔で傷を癒しているのを見て温泉を発見したという。この手の話はあちこちにあるが、どれも本当かも知れないし作り話かもしれない。

入浴券(特別優待)/500円×2人を券売機で買う。売店や食堂もある。

脱衣所にはカゴがあるだけと思ったら奥のほうに100円返却式ロッカーがあった。

公式HPより

泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉のヌルッとしたもので循環ろ過せずの源泉かけ流し。源泉湯温が51.3℃なので加温も加水も必要としない。

望洋閣(天草下田温泉)_夕食と夕陽と温泉

さて、ホテルのほうへと戻ってきた。

17:30 ホテルへの戻ってきて夕食だ。会場はレストラン『ホリゾンテ』。夕食の時間は[17:30][18:00][19:00]から選べてチェックイン時に申し込む。

夕食は天草の海幸&山幸を取り入れた和会席料理となっている。この歳になるとバイキングよりこちらのほうが満足度が高い。どれも美味しく気分が良い。

料理が美味しく堪能していると案内放送があったにもかかわらず夕陽を忘れていた。慌てて4階テラスへと駆け込む。東シナ海に沈む夕陽がわずかに見える。ギリギリセーフだと思いたい。

大浴場について。貴重品ロッカーのある脱衣所。

脱衣所から自動扉を抜けると洗面所があるといった一風変わった間取りだ。

洗面所に足を踏み入れるとサウナと浴室の扉がある。

泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で公式HPでは源泉かけ流しを謳っている。基本的に天草下田温泉は「沸かさず、薄めず、循環せず」をモットーにしているらしい。それでも大きな浴槽のほうは循環しているような気もする…と疑ってしまうので、せっかくなので詳細を貼り紙等で脱衣所の隅の方にでも明示してほしい。昨今は源泉注入の循環とか様々な形態があるからなぁ。入湯した感想はわずかにヌルッとした感触があり気持ちがよくリラックスできた。

夏季に利用されるプール。この季節でも貯水されライトアップがきれい。

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