ある朝、テレビをつけると憧れの温泉『鶴の湯』が映っている。関西ではお馴染みの『おはよう朝日です』である。視聴していると「このツアーは29800円から…」と言うではないか!内容も驚愕の充実度!かつてテレビで紹介されているツアーには申し込んだことがなく少々不安ではあったが、ひろこと相談し早速電話で申し込む。ちなみに29800円というのは4名1室の場合であって、2名1室だと33800円になる。それでも信じられないくらいに安い。
郵送されてきたパンフレット。『秋田・青森 秘湯めぐり2日間』というものでANAの商品である。
秋田・青森 秘湯めぐり2日間(1人分)
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33800円 |
合計(2人分) | 67600円 |
朝の伊丹空港は、ダーク色のコートを着たビジネスマンで大混雑。保安検査場は入場制限が課せられており出発1時間前になると列に並ぶことが許される。07:00に空港にやって来たひろしとひろこだが、07:30になってようやく08:30出発便の搭乗客に許可が下り、列に並ぶことができた。ツアーがANAの商品だけあってチェックイン不要のスキップサービス。
保安検査を無事に通過しゲートエリア内に侵入。Gate9Aはここから階段を1階に下りた(黄色矢印)ところにある。
Gate9Aの待合室はこじんまりとしている。機内に持ち込める手荷物のサイズがかなり小さいため、この場所でANA職員から指摘を受けて受託手荷物とされる搭乗客が続出していた。
搭乗時間となったので、ゲート前の飛行機…ではなくバスに乗り込む。
2分ほど走行。
待ち受けていたのはボンバルディアの機材。バスからまた違うバスへと乗り換えるみたいな感覚。雨じゃなくて良かった。
プロペラがビューンと回転して離陸!眼下には猪名川やダイハツ本社が。
ANA1651便[08:30伊丹→10:00秋田]機材DHC8-Q400。座席配列は2+2。窓側の座席に座ると壁側の足元スペースがかなり狭くなり窮屈。頭上棚の収納サイズは45㎝×35㎝×20㎝以内と小さいので機内持込み手荷物はかなり制限される。
機内食メニュー【ANAオリジナル麺がゆ秋田味噌仕立て/500円】というのはお米のかわりに細かく刻んだ稲庭うどんが入っているもの。〔楽天Edy〕や〔ICOCA〕も使えて便利。ひろこが持参したモーニングセットを食べるので何も購入しない。
ここまでさほど揺れることもなく、うっすら雪化粧の秋田県突入。意外なことに、プロペラの横でも全然うるさくはない。
ほぼ定刻に秋田空港に到着。
降機し100mほど歩く。路面は凍結ぎみ。
ターミナルビルへの入口。
到着ロビーに出るとすぐになまはげがお出迎え。
なまはげ前で集合。添乗員とバスガイドとツアー客同士が初めてご対面。良さそうな人ばかりで一安心。
添乗員とバスガイドに引率され外に出る。これが秋田空港ターミナルビルの外観。
10:10 ぞろぞろ歩いてバスに乗り込む。ツアー客は40名。