『加太 深山砲台跡』まるでラピュタ!

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満幸商店Ⅱ』で満腹になったひろしとひろこは近くの加太にある深山砲台跡を訪れた。和歌山にあるこの深山砲台は大日本帝国陸軍の由良要塞の一つで友ヶ島砲台と共に大阪湾防衛のために作られた。1897年(明治30年)に竣工したらしい。

メモ

名 称:加太かだ 深山みやま砲台跡
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2018年12月ごろのものです。

深山砲台跡の駐車場は『休暇村紀州加太』まであと200mといった急カーブの外側にある。10台ほどのスペース。写真はその駐車場にある案内看板。砲台跡まで徒歩10分と書かれている。

駐車場からレンガで敷き詰められた小路を10分ほど歩く。

ラピュタ感満載の異空間に到着。この景色が目に飛び込んだ瞬間、辺り一面に漂う空気まで変わった気がした。

明治時代という大昔に建造されたにしては素晴らしいアーチである。

地下に造られた弾薬庫が軒を連ねる。階段で降りることができる。

弾薬庫内のそれぞれの部屋の内部はこんな感じ。きれいに管理されている。

このエリアが深山第一砲台の跡地。当時は2門ずつ計6門が設置されていた。

説明台を見ると当時の砲台の写真を見ることができる。

砲台跡の横にある階段を上ると紀淡海峡が一望できる展望台がある。眼下には友ヶ島が見える。友ヶ島は、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称名である。沖ノ島ではこの深山砲台跡と同じような要塞跡を見ることができる。

深山砲台跡の駐車場から200m進んだところに『休暇村紀州加太』という宿泊施設があるのだが、当時この場所には深山第二砲台が設置されていた。現在は弾薬庫や砲具庫として使用されたとみられる地下式掩蔽部が一基残されており、自由に見学することができる。

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