今日は若狭のほうへ温泉&グルメのドライブ。目指すは『虹岳島温泉』と『お食事処 濱の四季』に入った。大阪からは[R1]→[R161]→[R303]→[R27]。帰りは鯖街道の[R376]を通行する。
虹岳島荘(虹岳島温泉)
近くまでくると三方五湖の一つである水月湖の水面すれすれの道を走る。秘湯の雰囲気が漂っている。
これが入口の藁ぶきの門。[秘湯を守る会]にふさわしい入口である。このままクルマで潜り抜ける。
11:00 『虹岳島荘(虹岳島温泉)』に到着。なんだか秘湯と言うより廃墟って感じで「大丈夫か?」と心配になってきた。
玄関扉を開けて中に入り、大声で「すいませ~ん!」というも何の返答もない。仕方なく電話し「昨日、電話したものですが…」と言うと、「今、外出してまして…もうすぐ帰りますので、階段を下りたところに大浴場がありますので、入っててください。照明のスイッチをつけて入って下さい」という男性の返事。
暗い階段と廊下を壁スイッチをONにしながら歩いて行きたどり着いた。こちらは男湯の脱衣所。ロッカーは鍵なし扉なしカゴなしの箱型の棚のみ。
強風のため露天風呂には木製風呂ふたが被せられていたが、お湯はちゃんと張っているようだ。小さいほうは空っぽ。
せっかくなのでひろしは真っ裸で風呂ふたを全部取っ払う作業をし、その後ゆっくり露天風呂を楽しむ。
ただ、景色は植物で遮断されていて水月湖はほとんど見えない。ホントは湖面を眺めながら開放感と大自然の風情に触れながらゆったり湯に浸かれると思ったのだが…。
シャワーをかけるところが高い場所にしかないのが使いにくい。で、肝心のお湯はというと[秘湯を守る会]の宿ということで当たり前のように源泉かけ流しだろうと思い込んでいたひろしが間違いだった。
源泉名 | 虹岳島温泉 |
泉質名 | 単純弱放射能冷鉱泉 |
給排湯 | 放流一部循環濾過式 |
添加 | 消毒剤 |
加水・加温 | 加水なし・加温あり |
食堂は全面ガラス張りでめちゃくちゃ景色が良い。
ここでようやく旅館の主人が戻ってこられたので入浴料1000円×2人を支払う。するといろいろとこの辺りの観光について情報を教えてくれた。なんと三方五湖有料道路が一年前からレインボーラインとなって無料だと言うのだ。ということでレインボーラインを通って小浜市に行くことにする。
レインボーライン
12:00 レインボーライン起点の笹田交差点。ここを左折するとレインボーライン突入だ。
レインボーライン沿いには無料の駐車場がいくつも点在するので、そこから三方五湖のある程度の景色は楽しめる。ホントは有料の山頂公園駐車場に停めてケーブルカーに乗って山頂から眺めると相当美しいらしいのだが、そこまでの時間がないので次回の機会とする。
お食事処 濱の四季
13:00 『お食事処 濱の四季』に到着。
【おばまのイカ丼/1600円】。若狭湾の沿岸では、暖流と寒流がぶつかり合い、餌が豊富で、魚介類にとっては棲みやすく、美味しいイカが育つ環境が整っているという。小浜のイカが絶品と言われるはずだ。生・漬け・ゲソの三種類のイカを楽しめる丼だ!
【ふくいサーモン丼/1800円】。若狭の西小川区で養殖されているふくいサーモンは上品な脂ののりともっちりとした肉質が特徴で非常に美味!小鉢にあるくみたま豆腐も旨い!
これは絶対にやらなければならない【魚介出汁】。ご飯と具材を少し残して無料の魚介出汁をおひつに注ぐ。これがたまらなく旨い!この瞬間、満足度が100%を超える。
建物は全面ガラス張りのおしゃれなデザイン。
御食国若狭おばま食文化館
隣接する『御食国若狭おばま食文化館』に立ち寄る。
若狭と日本の食文化との関連を知ることができる。
「御食国」とは、古来、朝廷に「御贄」(「御食」(天皇の御食料を指す))を納めた国のこと。若狭は、古くから塩や海産物などを納める御食国として、歴史的に重要な役割を果たしてきており、その様子がうかがい知れる。
道の駅若狭おばま
14:30 『道の駅若狭おばま』に立ち寄ってみる。建物は新しくキレイ。
【カスタードクリームパン】。いつも売り切れてて幻のクリームパンと言われるほど売れているらしいので買ってみた。小浜市のブランジェリーOKAMOTOというパン屋さんの商品らしい。食べてみると甘さが絶妙で確かに美味しかった。
若狭塗箸もズラリと並べられている。UFOキャッチャーの鯖街道キャッチャーも面白そう。
熊川宿
15:00 『熊川宿』。帰阪するためR303を走っていると出現したので立ち寄ることにした。若狭と京都をつなぐ「鯖街道」にある宿場町。
なぜか人通りが全然なく店舗も営業していない。仕方なく軒先で無人販売されていた柚子と柿を各100円で買った。
このあとR367を通行し大阪へと帰った。