浴室のシャワーフックを上下させることができるスライドバーを雑巾でキュッキュッと掃除しているとスライドバー取付用台座がバキッ!と割れた。この浴室ももう10年以上経過しているので劣化していても無理ないか。あるいは施工業者がネジを締め過ぎていたのかも。とりあえずDIYで交換することにしよう。あくまで素人が素人の勘に頼って素人の技術で施工するので、もしこの記事を参考にしようと思っている方は自己責任でお願いします。
浴室スライドバー取付用台座が内部で割れてしまっている。このL字型スライドバー取付用台座を交換する。ホルダーキャップは矢印のようじ両側から指で押さえつつ手前に引っ張ることで簡単に取り外せる。まぁこれは外しても外さなくても今回の作業に支障はない。
早速、浴室スライドバー取付用台座の新品を取り寄せた。インターネットでは[AFKK00029]で検索すると出てくる。本体そのものは1000円程度。それに送料や消費税が加わる。
破損してしまった台座を取り外す。本体とスライドバーを持ってクネクネと左右に回しながら下に引っ張っていく。これがなかなかの重労働。
やっとのことで取付用台座をスライドバーから取り外せた。無残に引きちぎられている。
ネジを取り外すとコーキングのカスがびっしりと付いている。ということで、コーキングのカスを取り除く作業。おそらくこのネジ穴から湿気や水滴が壁裏に行かないよう防水の役割があるのだろう。
ネジ穴の周りも『激落ちくん』のようなメラミンスポンジを使ってコーキングのカスを取り除く。
ネジにまとわりついているコーキングのカスも取り除く。こっちはきれいに取ろうと思うとキリがないので、そこそこ適当に。
新品の取付用台座をスライドバーにはめ込む。これがまたなかなかの重労働。
新品の取付用台座がそこそこスライドバーに入ったら、仮設置してみる。ネジが無理なく入って奥まで回せたら取付用台座の位置がそこで良いということになる。
さて、コーキング(シリコーン)だが100円均一の ダイソー で100円で買ってきたものを使う。プロからしたら「こんなものではダメ!」なのか「これで十分!」なのか、ひろしにはわからないが…。
コーキングを塗布する部分(台座と壁)を無水エタノールで拭いて脂分を取り除いてからコーキングをたっぷり塗布する。
ネジを入れて取り付ける。あまり強くネジを締めるとまた再び台座が破損しかねないので、そこそこのテンションでネジを締める。
ホルダーキャップ。これは新品で買う必要がなかったな。品番は[AFKK412]。500円程度。ツメが2本と1本とあるので、上下の向きに注意してはめ込む。
完成!いずれ浴室そのものをリフォームしようと思っているので、あと10年近くもってくれれば良いかな。