千里浜が危ないらしい!

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順調に目的地である道の駅氷見に向かっているので、久しぶりに千里浜に寄ってみることにした。まず驚いたのが『能登有料道路』が『のと里山海道』という名前が変わってしまっていて無料となっていること。あとで調べると2013年3月31日に無料開放されたらしい。内灘ICから入って料金を気にせず快適に走行する。やがて目的の今浜ICにやってきたので自動車専用道路を降りる。

千里浜なぎさドライブウェイを走りだすとすぐに砂浜の面積が細くなっているのに気付く。初めてここへ来たのは約30年前。あまりにエキサイティングで、日本じゃないみたい!と大はしゃぎ。そのときは広大な砂浜が遠くまで見渡せていたものだ。この旅行から帰宅後に調べてみると、実際に千里浜の浸食は年々進んでいて、一時は数百メートルにわたって全く砂浜が消滅してしまった。原因は手取川にダムがあって、白山の砂が海へ流れてこなくなっていることらしい。しかもそれには相当な時間がかかるらしい。

これは2000年頃の写真。ひろしが初めて訪れた30年前の1990年頃と比べると若干細くはなっているようだが、気に留めるほどのものではなかった。

これは1989年頃の写真。当時、森高千里が人気だったので ちさと という名称の海の家の前で記念写真を撮った。アルバムを探したが砂浜の幅がわかる写真がなかった。

今回、このちさとを見つけたので感激して写真を撮った。昔と違って段の上にある。手前の砂浜が浸食されてえぐられているのか、海水が近くまでくるので退避しているのか。いずれにしても痛ましい光景だ。近くの海岸の砂を運び入れるなんて方法じゃなくて、なんとか自然な方法で昔のような砂浜が回復しないものか。

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