続編:便座のフタの根元が割れたので無償で交換してもらった

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3年前、せっかく無償で交換してもらったパナソニック温水洗浄便座DL-EMX10の便座であるが、今度はその周辺ごと割れてしまった。もしやと思って妻に問いただすと、どうやら妻が用を足したのち、便座のフタに手を添えて少しでも早く閉まるようにフタを押さえていたというのだ。どうもそれが破壊の原因っぽい。便座にはゆっくりと閉まるようダンパー?が組み込まれている。それを無理矢理早く閉めようとすると、当然この根元には余分な負荷が加わり、それを繰り返すことにより限界を迎えて割れてしまうというわけである。ということで、その修繕をしてみたのでここに記述する。修理の際、写真撮影をしなかったので、ここにあげる写真は修理後半年経ったものである。

 ↑↑この写真は割れた部分を修繕して約5か月が経ったものである。接合部分はすでに分離してしまっているが、周辺のクリアファイルによって支えられていることにより現在問題なく使用できている。

赤矢印の部分が割れてしまい完全に離脱していたのだ。

用意したものは『無水エタノール』『クリアファイル』『ボンドコニシ ウルトラ多用途SUプレミアムソフト』。

便座の材質はポリプロピレン樹脂(PP)というものらしく、それと同質なのが一般的に出回っているクリアファイルである。今回はそのクリアファイルを絆創膏のように切り取って貼り付けてしまおうというわけだ。そこで欠かせない接着剤が『ボンドコニシ ウルトラ多用途SUプレミアムソフト』。これは普通のボンドでは接着不可のPPを強力に接着してくれる。

透明なクリアファイルを切り取って貼付したので写真ではわかりにくいが、青矢印の部分に貼り付けている。これにより接合部分が再び分離したとしても部品自体が取れてしまうことはなくなった。以下が作業工程である。

  1. ボンドを塗布する部分を無水エタノールで脱脂する
  2. クリアファイルを適切な大きさに切りとる
  3. 割れた断面とクリアファイル貼付箇所にボンドを塗布
  4. 割れた箇所を接合しクリアファイルを貼付する
  5. クリップなどを使って数時間圧着する
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