現車のC-HRに限らず歴代ずっと自分の愛車にはワックスを塗布してきた。ここ近年は固形のものを使い、半年に一回くらいの割合でワックスがけに勤しんできた。しかし1年ほど前「ワックスは塗装に有害」というような記事をWEB上でいくつか目にした。そこで、この1年間《NOワックス》を試してみたところ、予想以上にメリットばかりだったので正直驚いている。以下がその詳細…
- 屋根のワックスが溶けて流れ落ちてきていたのだと思うが、フロントガラスの油膜ギラギラがほとんどなくなった。その原因によるワイパーのビビリもなくなった。
- ドアノブの下側についていた粘質縦筋が皆無と言ってよいほどのレベルで軽減された。
- そもそもホコリや汚れが付きにくくなった。
- ワックスの筋が光線の具合によっては洗車キズのように光っていたが、それが全く無くなり本来の塗装の艶を堪能できる。
- 洗車後の水気を拭き取る作業の際、ワックスが窓部分に付着しないようにとタオルを[ボティ用]と[窓用]に分けなくて良くなった。
- 未塗装樹脂部分にワックスの白いカスが残るといったことがなくなった。
- ボディシャンプーで洗って、水ですすいで、タオルで拭き取るだけの簡単3ステップで終了できる。ワックスが乾くまで待つといった時間はもう要らない。
特に上記項目 1～3 は長年ずっと悩みの種だったが、それがワックスが原因だったとは…。というわけで、今後は全くワックス掛けをする気が失せたひろしであった。ワックスによる塗装保護効果は得られなくなって大丈夫なのか？という点だが、そもそもワックスが塗装を傷めているとの見解もあるくらいだから、もうそれについては考えないことにする。とにかく今、NOワックスを実行してからは快適なのである。雨の日、ボディ上で弾いてうごめいている無数の水玉を見て喜んでた日々にはもう戻らない。
追記：ただやはり素肌のまま放置するのはなんとなく心もとないので、ちょっと高価でも評判の良いものを買おうと思い『シュアラスター ゼロフィニッシュ』を使用してみた。結果、これが最高に良い。施工が超簡単で長期間水玉を弾いていてボディ塗装をしっかり守っている安心感がある。雨が降るとフロントガラスにもその成分が垂れてくるが、それがまたシリコンなのでワイパーの動きがビビるなんてことはなく、むしろスムーズに雨粒を拭き取ってくれるしギラギラ感もまったくない。新車のうちからこれを使っておけば良かったと後悔するほどだ。
