北海道に到着して2日目。今日は[道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠]から[KIKI知床KIKナチュラルリゾート]までを走る。
道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠
05:00 『道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠』。車中泊後の起床。
コタンの湯(露天風呂)
06:00 『コタンの湯(露天風呂)』。早朝だからか駐車場には、まだ他のクルマはいない。
名 称:コタンの湯(露天風呂)
所在地:北海道川上郡弟子屈町屈斜路古丹
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2023年09月ごろのものです。
駐車場から徒歩30秒で目的地の露天風呂『コタンの湯』。きれいに管理されており贅沢にも男女別脱衣所も完備。無料である。
屈斜路湖のほとりにある絶景露天風呂である。男湯と女湯に分かれてはいるものの真ん中に大きな岩が一つあるだけで、奥のほうはつながっているしお互い丸見えなので明確に混浴と言っても差し支えない。お湯は無色透明なナトリウム-炭酸水素塩泉で、肌の保湿に有効な成分と言われているメタケイ酸が多く含まれているらしい。
水着着用やタオル巻きもOKなのでひろこも気軽に水着で入浴。そもそも他にだれもいないので、二人で記念撮影。冬期だと後ろの屈斜路湖に白鳥の群れが写っていることになる。
道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠
おそらく霧が晴れるだろうと見込んで『道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠』に戻ってきた。予想通り屈斜路湖の全景が見えて感動に浸る。
砂湯
08:00 『砂湯』。屈斜路湖のほとりにある。駐車場は広い。
あちこちに埋まったベンチと深さ10cmほどの穴が開いている。ベンチに座って足を入れてみると、そこに溜まった液体はしっかりとお湯である。写真のように湖の水際から20cm程度のところでもちょっと推定45℃はあるのではないかと思うほどちょっと熱いくらい。もちろん自分で穴を掘って自家製足湯を作っても良い。インターネット上ではこうした穴に全裸で入浴している画像を散見するのでやってみたいが、先を急ぐので今回はやめておこう。
川湯温泉あし湯
08:15 『川湯温泉あし湯』。C-HRは川湯ビジターセンター前の公共駐車場(無料)にとめる。この川湯温泉の泉質は全国でもトップクラスの強酸性。pH2.0のレモンを凌ぐpH1.7なのだ。その酸が古い角質を溶かしてお肌をすべすべにしてくれるらしい。
硫黄山(アトサヌプリ)
08:30 『硫黄山(アトサヌプリ)』。硫黄の煙がもくもくしている噴出孔の近くに駐車場がある。駐車料金は〈硫黄山+摩周湖第一展望台〉でセットになっており500円である。摩周湖第一展望台には行くつもりがなかったので少し不満。ちなみに「アトサヌプリ」とはアイヌ語で「裸の山」という意味。
噴出孔には5mほどのところまで近づけるが、そこまで行くのに面倒になってこのあたりで引き返す。
摩周湖 第三展望台
09:00 『摩周湖 第三展望台』。こちらは駐車場が無料。先ほど立ち寄った硫黄山の全景が見えて絶景である。
第三展望台まで摩周湖のフチを歩く。このフチはカルデラ壁の上面。つまり摩周湖とは摩周火山のカルデラ湖で流れ込む川がないことが高い透明度の要因となっている。
第三展望台からは摩周湖の全景が見れる。水深があるため透明度こそ確認できないが周囲にはカルデラ壁が険しくそそりたっており神秘的な雰囲気である。
摩周湖 第一展望台
09:15 『摩周湖 第一展望台』。ここの駐車場は有料なのだが、先ほど硫黄山で購入した共通券のを見せることで入庫。こちらは第三展望台とは違って売店などの施設がある。
施設の屋上は無料で利用できるテラス席となっており売店で買ってきたコーヒーを飲みながら摩周湖を眺めることができる。
知床食堂
11:30 『道の駅知床・らうす』に到着。摩周湖から約2時間走ってきた。目的は『知床食堂』だ。
シコシコの昆布麺が美味しい【羅臼昆布羅ーメン/900円】。深海でとれる脂の乗ったハモを特製ダレで蒲焼きにした【黒ハモ丼ミニ/900円】。どちらもここでしか味わえない旨味がある。
知床羅臼ビジターセンター
12:00 『知床羅臼ビジターセンター』。
入場無料。知床の自然の素晴らしさと、その自然に立ち入る際に守るべきルールとその理由などを勉強できる。
熊の湯
12:20 『熊の湯』。道路の路肩が広くなっていて駐車場となっていて10台ほど駐車可。そこから羅臼川にかかる橋を渡る。
さらに徒歩1分で小屋があるので、そこが熊の湯だ。男女別となっている。入浴料は無料だが募金として50円を箱に入れておいた。
これは男湯。いろいろと細かなルールがあり全て壁に掲示されているのでよく読むこと。泉質は硫黄臭が漂う塩化物泉。公式HPの写真では白濁しているが、ひろしが入浴したときは薄っすらと濁った程度の透明に近い色だった。
知床五胡 高架木道
13:00 『知床五胡』。知床五胡パークサービスセンターの駐車場に500円を支払ってC-HRをとめる。
高架木道を歩く。無料で入れる。
高架木道の周囲には熊が生息しているが、この木道に熊が上がってくることはないので安心。
高架木道の先端にある湖畔展望台までは800m。
ここが高架木道のゴール地点。一湖と知床連山を見渡せる。このあと駐車場を出てホテルへむかう途中に、道路わきに2匹の子熊、そしてその先の別の場所でキツネと遭遇。ドライブレコーダーの映像なので画質が劣りまくりで判別不能レベルだが一応証拠写真として掲載しておく。
KIKI知床 ナチュラルリゾート
15:00 『KIKI知床 ナチュラルリゾート』に到着。すぐにチェックイン。
大浴場・サウナ”リニューアルオープン記念/2食付/スタンダード和室/8畳/21㎡/禁煙(2人分) | 33440円 |
合計(2人分) | 33440円 |
名 称:KIKI知床 ナチュラルリゾート
所在地:北海道斜里郡斜里町ウトロ香川192
ご注意:この記事の情報は2023年09月ごろのものです。
さすが最高級ホテル『北こぶし知床』と姉妹店だけあって1階ロビーの雰囲気は最高。また従業員の対応もこちらが恐縮するくらい極端に丁寧だ。
さてお部屋はというと、これが[西ウィング]という建物で全般的に 古さ がかなり目立つ。破産したホテルを居抜きしリニューアルせずに提供してるってレベルで壁紙にシミなるものがあちこちに見られる。正直、気持ちはガッカリ。部屋番号558。広さは21㎡で狭くはない。清掃については家具の上に埃などはないが60点にとどまる。理由は窓サッシなどのわかりにくい箇所に前客の髪の毛が1~2本あったから。
部屋の鍵はシリンダータイプで二つ渡されるし、タオルなどが入った湯カゴがあるので大浴場に行くときなどに便利だ。コンセント類は壁などに数個ある。Wi-Fiは不足ない強さで使用できる。
浴槽付きユニットバスルーム。温水洗浄便座付きトイレ。ただ、照明が暗いので妻のひろこは「ここでは化粧ができない」と言って広縁にある鏡を使っていた。
大浴場。露天風呂は源泉かけ流し。鍵付きロッカー、ウォータークーラー、脱水機、など完備。〔画像は公式HPより〕
サウナは4種類ある。〔画像は公式HPより〕
オロンコ岩
16:20 『オロンコ岩』。夕食まで時間があるので登りに来た。
登るのに10分かかった。約170段の階段は思ったより急勾配でかなりキツイ。ゼイゼイと息を吐きながら訪れた高さ60mの頂上は平面でそこからの景色は雄大。夕陽も綺麗だ。
斜里ウトロの街のほうを見るとゴジラ岩も見える。
16:40 『セイコーマート ウトロ』で自分用やお土産などを買い出し。
KIKI知床 ナチュラルリゾート
17:30 ホテルの部屋に戻って、ガラス窓からオホーツク海に沈む夕日を見る。
17:45 食事会場『ツリーサイドブッフェ』で夕食。北海道産の食材を中心に手の込んだ料理がバイキング形式で提供される。素晴らしいとは思うのだが、実は工夫されすぎて北海道感があまり感じられない。サーモンやイクラを飽きるほど食べたいというような欲求には答えてくれないブッフェである。それと食事会場がとにかく広い。2つの料理コーナーと1つのスイーツコーナーの計3か所に分かれており、なおかつそれぞれが離れているため、一通りすべての種類の料理を取りに行こうと思えば結構歩かなければならない。したがって、部屋にあるスリッパよりマイシューズを履いていったほうが良いだろう。酒類は酒コーナーにセルフでもらいに行くシステムで【サッポロ生ビール(ビッグ)/1380円】。