北海道ほぼ一周_4日目

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北海道に到着して4日目。今日は[道の駅北オホーツクはまとんべつ]から今晩の宿となる留萌市の[ホテルニューホワイトハウス]までを走る。

道の駅北オホーツクはまとんべつ

05:45 『道の駅北オホーツクはまとんべつ』を出発。天気は昨日の晴天とは打って変わって小雨。

白い道

07:00 『白い道』。今回ひろしは南から国道238号線を北上してきたので宗谷岬の手前5kmあたりから左折し白い道に向かう。途中、所々に案内板がある。

早朝だし曇り空なので白色が輝かずコントラストもあったものではないが、それでも気分は別世界だ。ちなみにこの白い道は地元名産のホタテの貝殻を粉砕して敷き詰めた結果によるもの。つまり自然現象によって形成されたものではない。

宗谷岬

07:20 『宗谷岬』。日本最北端の地に自分が運転した愛車でやってきたぞ!という達成感に満たされテンションが上がる。元気よく車外に出ると昨夜車中泊した浜頓別町とは明らかに違う冷たい風が激しく吹いていて、慌ててウインドブレーカーを着る。

日本最北端の地の碑で記念撮影。この碑は、北国のシンボル北極星の一稜をかたどった三角錐をデザインしたもので、塔の中央にあるNの文字は「北」を、そして台座にの円形は「平和と協調」を表している。

食堂 最北端

08:00 『食堂 最北端』。開店時刻になると中から非常に優しく愛想の良い男性が出てきて暖簾をかけた。挨拶し入店。

【もずくラーメン/1300円】のもずくは宗谷地区で獲れたもの。食べてみるとしっかりとした歯ごたえがあり沖縄もずくとは全くの別物でビックリ!【ほたてラーメン/1000円】は大きなホタテが真ん中に鎮座し名物となっている。どちらも出汁スープが絶品で美味しい。

柏屋

08:20 日本最北端の店『柏屋かしわや』。「宗谷岬」や「日本最北端」にちなんだお土産がずらりと並べられている。ロシアのマトリョーシカ人形まで売られていた。(写真は07:30に撮影したもの)

柏屋の奥には入館無料の[流氷館]なるものがある。

厚みのある金属製の扉を入って行くと、そこは冷蔵庫の中のような温度で流氷と動物たちのはく製が飾られていて、冬の宗谷岬を訪れたような体験ができる。

流氷にのったアザラシ。

稚内港北防波堤ドーム

09:05 『稚内港北防波堤ドーム』。愛車を停めて撮影するのが夢だった。ちょうど前方に黒の86も停まっていてカッコいい写真が撮れた。

ドームの内部はこんな感じ。どこかヨーロッパの遺跡のようでおしゃれな気分。

道の駅わっかない

09:30 『道の駅わっかない』。道の駅の中にJR稚内駅がある。

道の駅としても最北端で、鉄道の駅としても最北端なのだ。

稚内童夢温泉

10:10 『稚内童夢どうむ温泉』。日本最北端の温泉施設。稚内から奈良公園のように鹿が芝生の上で戯れるノシャップ岬を経ての到着。

メモ

名 称:稚内童夢どうむ温泉
所在地:北海道稚内市富士見4-1487
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2023年09月ごろのものです。

大きく吹き抜けとなっている立派な建物。入浴料600円×2人を券売機で支払う。

ここが日本最北端の温泉。200円で入湯証明書が買える。

2階の休憩室からは大きな窓があって礼文島や利尻島を望むことができる。

内湯。泉質は無色透明のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性温泉)で循環ろ過式。露天風呂もあり最北端の空気を肌に感じながら日本海に沈む夕日と、利尻や礼文の眺望を楽しめる。

町営ふれあいセンター(豊富温泉)

12:00 『町営ふれあいセンター(豊富とよとみ温泉)』。結論から言うと星5つ★★★★★の素晴らしい温泉である。

メモ

名 称:町営ふれあいセンター(豊富とよとみ温泉)
所在地:北海道天塩郡豊富町温泉
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2023年09月ごろのものです。

独自ルールが存在する。入口で入浴料510円×2人を支払ったあとは、一般浴場かもしくは湯治浴場へと歩いていくのだが、各浴場の入口にはカゴが積んであるので、それを一つ持って脱衣所へと行き使用後は元の場所へと返す。貴重品はその近くにある貴重品ロッカーに入れるといった具合。一般浴場と湯治浴場があるがどちらも全く同じお湯で、泉温34度と低いため一般浴場のほうは適度に加温している。特徴的なのがここの泉質で含よう素-ナトリウム-塩化物温泉(高張性弱アルカリ性温泉)とナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(高張性弱アルカリ性低温泉)の2種類があり、どちらも黄濁し、石油や天然ガスとともに湧出してくるため僅かに油分を含んでいる。そのため浴室に入ると小学校の床に塗っていた油と同じ臭いが充満していて、なんとも懐かしい気分である。またメタケイ酸(美肌効果)、メタホウ酸(消毒効果)、マグネシウム(炎症鎮静効果)が高い濃度で含まれ、植物起源の有機質からなるモール泉も相俟って、皮膚に多角度な面から効用がある非常に優れた温泉である。なお、一般浴場と湯治浴場は何回でも自由に行き来できる。あと、食堂『味彩あじさい』では【えぞ鹿ジンギスカン/990円】が名物だがすでに売り切れていた。それでも入口では2~3人の行列が出来ていたので【ラム肉ジンギスカン/1400円】も美味しいのだろう。

初山別村みさき台公園

14:20 『初山別しょさんべつ村みさき台公園』で小休憩。【ゆできび/300円】を食べる。

道の駅おびら鰊番屋

15:30 『道の駅おびらにしん番屋』で小休憩。ニシン漁に関わる道具や建物が展示してあり無料で観覧できる。

ホテルニューホワイトハウス

16:10 『ホテルニューホワイトハウス』に到着。駐車場は無料。

早割60日前スペシャルプライス/素泊まり/ツインルーム/禁煙(2人分)9800円
合計(2人分)9800円

チェックイン時にフロント前にある棚から必要なアメニティグッズを持って行く。ウェルカムドリンクも部屋に持っていける。部屋にあるスリッパは不潔の可能性があるのでここで使い捨てスリッパをもらう。

エレベーターからすぐの407号室。[非常口]の灯りが廊下を緑色に照らして怪しさを醸し出す。「お化け屋敷の入口かい!」と思わず口走ってしまった。

407号室。若干古めかしいが悪くはない。

ベッドサイドテーブル。内臓の時計は壊れている。

部屋はL字型。無料Wi-Fiは強め。

防寒なのか防音なのかわからないが、なぜか玄関ドアは二重となっている。標準的なユニットバスで温水洗浄便座付き。ガウンあり。部屋スリッパもあるが素足に履くのでフロントでもらった使い捨てを履く。

やぶ金

17:00 『やぶ金』。夕食の第一弾はニシン蕎麦。ホテルから徒歩10分。

【にしんそば/890円】。甘辛い出汁とそれが染み込んだニシンが美味しい。注文の際「これ一つを夫婦で分けたいのですが…」と遠慮がちに申し出ると快諾してくれて取り皿まで持ってきてくれた。

かつみ家

17:50 『かつみ家』。夕食の第二弾。ホテルから徒歩1分。

【にしん明太焼】が目当てだったのだが今日は材料がないとのこと。

【本日のにぎり/980円】【本日のお刺身/690円】【ホッケ開き/780円】などいろいろ頼んで合計3553円。

まるでカラオケボックスを改装したかのような個室だがプライベート空間が確保されて落ち着いて食事ができる。

このあと『ホテルニューホワイトハウス』に戻り就寝する。

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