八重山諸島にだけ生息する日本最小、体長2~3ミリのホタル『ヤエヤマヒメボタル』の乱舞が、この3月~6月の期間に見れるというのでレンタカー返却時間を20時まで延長して見に来た。
バンナ公園西口から侵入し、離合しにくい細めの道路を上ってきた終点の第2駐車場に車を止める。日没後20~30分しか見れないらしいので、今日の日没19:30頃の30分も前の19:00にやってきた。というのも足元を照らす懐中電灯さえも光を放つものは厳禁ということらしい。繁殖のために光っているホタルを強い光によって刺激し妨害してしまうと生息数減少となってしまうからである。それで明るいうちにホタルスポットに到着しておくべきというわけである。ということで撮影のためのフラッシュも厳禁!
第2駐車場の横にあった看板。その画像にホタルが見れるエリアを黄色で塗ってみた。駐車場から徒歩5~10分ほど。
ホタルを見に来る人がちょうど歩いているのでついていく。
こんな階段もある。ひろこはペラペラのビーチサンダルなので歩きにくそう。
ジャングルのような遊歩道。長袖長ズボンのほうが良さそう。
ちょうどホタル観賞ツアーの集団に出くわした。やっぱり皆さん長袖長ズボンだ。これに付いていった結果、日没ともなるとこの道沿いのあちこちで光るヤエヤマヒメボタルの乱舞が鑑賞できた。今まで本州で何度もホタル乱舞を見てきたが、この小さなホタルの乱舞はまた違った気持ちを湧き立たせてくれる。小さな小さな無数の光が静かに浮遊している。レンタカー返却時刻を延長してまで見に来て良かったとしみじみ。