今回は南紀方面へ。温泉でも入りたいということで、まだ泊まったことがない『大江戸温泉物語 南紀串本』を目的地に旅行する。結論から言うと、そのホテルは星5つをつけても良いと思えるほど、料金に対しての満足度が高かった。旅のルートは、行きは十津川沿い([R168]→[新宮]→[大江戸温泉物語 南紀串本])で、帰りは海沿い(R42)を通る。
choux(シュー)
名 称:choux
所在地:和歌山県田辺市本宮町本宮1571-15
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2023年12月ごろのものです。
11:30 『choux(シュー)』に到着。店舗から30mほど離れたところに駐車場がある。
ここは以前テレビで紹介された店。南紀白浜出身の女の子がコロナ禍で開業することとなり、苦労と奮闘の末、なんとか開店できた地元に愛されている店である。また熊野古道を歩く外国人も立ち寄っていく。
【シュークリーム/400円】。甘さ控えめのクリームと周りのサクッとした生地が絶妙!
店の奥には休憩スペースがあって、そこで落ち着いて食べることができる。
鬼ヶ城
14:00 『鬼ヶ城』。ここに来るのは3回目か4回目。全長約1kmの崖っぷち遊歩道なのだが、いつも途中で折り返していたので、今回は最後まで行ってみようと思う。
こんなのあったっけ?ピカピカで艶々なので最近できたのだろう。
改めて見ると断崖絶壁!海風で寒いかと思いきや直射日光を浴びてかなり暑い。
駐車場を出発して約30分。もうすぐ最後のスポット『蜂の巣』だ。汗だくになりながら、なんとか蜂の巣まで行くことができたので、これで鬼ヶ城を制覇したことになる。さて、ここから駐車場まで戻らなければならないが、鬼ヶ城トンネルは歩行者通行禁止ということで、また鬼ヶ城の絶壁を戻っていく必要がある。ひろこはすでに体力限界とのことで、ひろしだけ戻ってC-HRを運転し鬼ヶ城の西側にある駐車場で待ち合わせすることにした。
大江戸温泉物語 南紀串本
名 称:大江戸温泉物語 南紀串本
所在地:和歌山県東牟婁郡串本町串本2300-1
ご注意:この記事の情報は2023年12月ごろのものです。
16:00 『大江戸温泉物語 南紀串本』に到着。予約は平日だったら公式HPよりお得になってしまうサイト《ゆこゆこ》から予約。実際、公式HPより安かった。
【ゆこ得】500円飲み放題付バイキング(2人分) | 20800円 |
合計(2人分) | 20800円 |
館内に入ると予想外に明るく清潔な感じ。建物が長方形なのでとにかく動線がシンプルで無駄に歩いて疲れるといったことがない。
部屋は4Fの426号室。エレベーターも広く廊下も明るい。
部屋も明るく広くしかもキレイで好印象。
テレビはほぼ大阪と変わらない番組が視れる。冷蔵庫が2ドアで使い勝手良し!コンセントは豊富というわけではないが冷蔵庫の上部の棚にある。
窓からは大島が見える。中央部の窓を10cmほど開けることができる。
ガラスにへばりつくと南紀の名所橋杭岩を眺めることができる。
洗面所は広縁内に設置されている。明るくていい感じ。この広縁は脱衣所ともなっており浴室にもつながっている。
玄関に入ってすぐのところにあるトイレは十分の広さを保ち、居抜きリノベ物件によくある和式を改造しただけの極狭なものとは違う。嬉しいことに部屋鍵が二つあるのだ!温泉旅館にこれは必須であってほしい。
タオル掛けも立派なもので非常に使いやすい!
脱衣所ロッカーは鍵付きで非常にキレイ。露天風呂からは大島と橋杭岩が見える。
源泉名 | 串本浦島湯 |
泉質 | 含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉) |
泉質に影響を与える項目 | 加水・加温・循環ろ過 |
夕食 この冬の期間『冬の料理まんぞくバイキング』と題するものが提供される。品数もちょうど良い程度で、味もこの料金にしては十分に美味しく満足いくものである。500円で飲み放題というのも気分を良くする。会場は通路も広く居心地が良い。
【紀州産みかんと豚肉のさっぱり塩鍋】【まぐろ角煮のペペロンチーノ】【まぐろde南蛮タルタルソース添え】【生まぐろの握り寿司】などなど。そして予想外にめちゃくちゃ美味しかったのが【サーロインステーキ】。
朝食 品数がちょうど良く、味も大満足だ。
まぐろのすり身などを好きなだけ自分で乗せて作る【のっけ丼物語】も大好評。
なぜか【稲庭うどん】。【お茶漬け出汁】が美味しくてたまらん。オレンジジュースは100%。
パンケーキ製造機は見てて楽しく、しかも美味しい。
このあと温泉に再度浸かり、10:00前にチェックアウト。事前チェックアウトも可能。
うすかわ饅頭 儀平
名 称:うすかわ饅頭 儀平【本店】国道店
所在地:和歌山県東牟婁郡串本町串本1851
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2023年12月ごろのものです。
10:00 ホテルをチェックアウトしてすぐに立ち寄ったのは『うすかわ饅頭 儀平【本店】国道店』。創業明治26年の老舗である。
和菓子は好きだが一口程度で良いので、1個単位のバラ売りされているのは有難い。【うすかわ饅頭/150円】【浜そだち/230円】【芋いも/170円】を購入。儀平が甘くない饅頭を目指して作っただけあって餡の風味が口の中に広がり美味しく大変食べやすい。もちろん保存料など一切使用していない。
虫喰岩
10:30 『虫喰岩』。国指定の天然記念物だ。風雨に侵食されて、虫に喰われたような無数の穴が岩全体に刻まれている。
古座川の一枚岩
10:30 『古座の一枚岩』。こちらも国指定の天然記念物。一枚の岩盤としては日本最大級の大きさで実際に見たらその迫力に驚く。
紅葉屋本舗
名 称:紅葉屋本舗
所在地:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬470
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2023年12月ごろのものです。
11:30 『紅葉屋本舗』に到着。住宅街の狭い道を入って行くが、目立つ看板と数台が停められる駐車場があってホッとする。
なんか思ってたのと違う門構え。めちゃくちゃ洋風やん!
なんか思ってたのと違う中庭。もしかして「羊羹」と「洋館」のシャレ?
建物内部もモダンな洋館そのもの。ひょっとして羊羹って和菓子じゃなかったのか?その真偽は横に置いといて、とにかく戸惑いながらも店主の男性に試食をオーダーする。
試食は和菓子っぽくお茶とお盆で出てきた。
試食した羊羹の種類
- 本煉
- 柚子
- 桜
- 抹茶
- 塩
- 白あん
ゆっくりと試食した後、店主がやってきて「何にしましょう?今日は1296円が1000円です」と語りかける。試食だけのつもりの人は逃げられないことを覚悟しよう。ひろしは実際に美味しかったので【桜羊羹/1000円】を買った。無添加で地元の素材にこだわって作ったもので高品質だ。買って損はない。
これが帰宅してから包装紙を開けてみた【桜羊羹/1000円】だ。写真と違って実際はもう少しピンク色をしている。2cm厚くらいに切って白い皿に置けば公式HPにあるような明るい桜色になる。
とれとれ市場
14:30 久しぶりに『とれとれ市場』。こちらで最も好きだった安くて美味しい堅田丼が1200円になっていたのは驚いた。奥の方にあるお菓子屋で少し買っただけで退散する。
海鮮せんべい南紀
15:00 『海鮮せんべい南紀』。試食と無料コーヒーでくつろぎ、【南紀ミックス/600円】と小粒だから美味しいだろうと推測した【宮川早生みかん/260円】を買う。みかんは帰宅後食べたのだが、期待以上に美味しかった。
中華そば 正善
名 称:中華そば 正善
所在地:和歌山県和歌山市直川591-1
駐車場:あり
ご注意:この記事の情報は2023年12月ごろのものです。
18:40 『中華そば 正善』。最後は和歌山ラーメンで締めくくる。
【中華そば(大)/850円】【早すし/150円】【巻きすし/150円】を夫婦でシェアした。相変わらず店の外は和歌山ラーメン独特のドブ臭さが香るが、一旦食べ始めるとそんなことはすっかり忘れて美味しさのあまり感激する!
このあと大阪へと帰る。