2004年08月 草津旅行

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草津方面に温泉旅行。『天竜閣(鹿教湯温泉)』『共同浴場(霊泉寺温泉)』『川の露天風呂(尻焼温泉)』『五色の湯旅館(五色温泉)』『滝の湯(松川渓谷温泉)』などを目的に車中泊しながらクルマを走らせる。

天竜閣(鹿教湯温泉)

大阪から下道でクルマを走らせて、やっとたどりついた『天竜閣(鹿教湯かけゆ温泉)』。かなり廃れている建物だったので少し躊躇したがせっかくなので勇気を振り絞り入館した。場所は長野県小県ちいさがた丸子町まるこまち西内904。

薄暗い男女別脱衣所から浴室に入るとそこは混浴だらけ。広々とした混浴露天風呂と、それと同じくらいの面積の混浴内湯。8畳ほどの広さの女性内湯についても普通に丸見えである。さらに2階の宿泊部屋らしき窓からも混浴露天は丸見えである。おそらく昔は繁栄していたであろうから、宿泊者が多くいたころはどのような様子だったのだろうか。

とりあえず今のところ他の客が来ないので二人でのびのびと混浴風呂に浸かっていた。湯船が広いので、しっかり循環なのか源泉かけ流しなのか、はたまた循環で源泉投入なのかは不明なのだが、ここのアルカリ性単純温泉は非常に肌触りが良く最高に気持ちがいい。ただ、無色透明なので女性が入浴するには難易度が高く、しばらく時間が経つと他の客が入ってこないか気にするようになってきて、そこからは落ち着かない気を使いながらの入浴であった。

共同浴場(霊泉寺温泉)

次にやってきたのは『共同浴場(霊泉寺温泉)』。クルマは建物周辺の邪魔にならない場所にとめる。住所は長野県小県郡丸子町大字平井字唐沢口2515-1。

入浴料100円を支払って中に入る。脱衣所は鍵付きロッカーはなく簡素ながらもきれいに清掃されている。

内湯のみのアルカリ性単純温泉で源泉かけ流しだ。これまた非常に肌触りがよく気持ちが良い。男湯と女湯との境壁はすりガラスとなっていて女湯で座っているひろこの影が見える。

浅間山熔岩樹型

草津に向かう途中で[浅間山熔岩樹型]という看板を見つけ、面白そうなので立ち寄ってみる。

これが熔岩樹型。看板には次のように記されている。

国指定特別天然記念物 溶岩樹型

浅間山の溶岩が流れ出して立木をうずめ、中の立木が焼けたり、長い年月でくさったりしてできた井戸のような型の溶岩の穴である。鬼押出し溶岩流の東側と西側に溶岩樹型はあるが西側のこの地区に多く、468個の溶岩樹型がかぞえられている。この中には直径2.8m・深さ2.2mという大きなものもある。溶岩樹型は、世界的にもめずらしいものであり、昭和15年に国の特別天然記念物に指定されている。昭和62年3月 嬬恋村教育委員会

広大なキャベツ畑とその向こうに見える浅間山。

川の露天風呂(尻焼温泉)

先回、2003年08月に来た時は天候が悪く河川が増水していてとても入湯できる状態ではなかった。ということで再度チャレンジのつもりで来てみたら、うれしいことに最高のコンディションである。水着で泳ぐ子供たちや女性、タオルを腰に巻いて浸かる男性など10人程度がそれぞれ楽しんでいる。場所は群馬県六合くに村大字入山。

草津温泉でもんじゃ焼き

すっかり日が暮れて20:00『草津温泉』の無料の天狗山第一駐車場に到着し湯畑まで徒歩で降りてきた。

湯畑の隅っこにたたずむ何やら雰囲気のある食堂で夕食とする。

湯畑が一望できる特等席に座れた。生まれて初めての【もんじゃ焼き】に挑戦!…が、しかしテーブルにある作り方のパンフレットを見ながらでも今一つイメージがわかず自然現象的にお好み焼きの形になってきてしまう。大阪人であるゆえの悲しい性なのか。結局べちゃべちゃのお好み焼きのようなもんじゃ焼きが完成し不思議な食感を楽しむのであった。

このあとフィットを停めている天狗山第一駐車場で車中泊したのだが、この8月でも寒くて毛布を持ってくれば良かったと後悔したほど。

山田牧場の水

草津温泉の天狗山第一駐車場で予想外に寒かった車中泊をし、朝になって『煮川の湯』で身体を温めてから出発。国道292号線を志賀高原方面に向かう途中で熊の湯スキー場を過ぎたあたりから長野方面に向かう。山田牧場の湧水を飲んで休憩。

五色の湯旅館(五色温泉)

10:30『五色の湯旅館(五色温泉)』に到着。住所は長野県上高井郡高山村奥山田3682-6。

親切にも手書きの案内が掲示されている。これをしっかり頭の中に叩き込んで向かわないと迷子になりそう。ただ、思いつく度に書き足していったようで整理されていないし、情報量が多いので目を通して覚えるのに若干の時間が必要。混浴は水着もバスタオルも着用したままの入浴は固く禁じられている。

五色の湯の名前の由来は、透明な源泉が外気温などの要因によって乳白色、コバルトブルー、墨色、クリーム、濃緑など五色に変化することからきている。こちらは混浴といえど水着もバスタオルも着用禁止なので、いくら白濁しているからといっても女性にとっては難易度はそこそこ高い。ひろしが訪れたときは、ちょうど他の客が入って来ることもなく貸切状態だったので、ひろこものびのびと混浴野天風呂を楽しむことができた。もちろん源泉かけ流し。

滝の湯(松川渓谷温泉)

12:30『滝の湯(松川渓谷温泉)』に到着。場所は長野県上高井郡高山村奥山田3681−377。

駐車場にある案内図。全長17mという広めの露天風呂は混浴である。

ここの料金所で入浴料500円を支払う。

カメラ撮影は禁止なので湯舟の画像はナシ。無色透明の泉質の混浴露天風呂では水着着用は禁止だがバスタオルはOK、しかも全長17mと広めの湯船ということでひろこも入湯。といってもタイミング良く他の客が入ってこなかったので、ここでものびのびと開放感に満たされながら源泉かけ流しのお湯を楽しんだ。

料金所の裏手は食堂となっているので、昼食をここで済ますことにした。

大湯の足湯(山田温泉)

休憩がてらに『大湯の足湯(山田温泉)』に立ち寄った。大湯にも入ろうか迷ったが、先程まで連続で温泉に入湯したのと混浴ではないので特別感もなく今回はパス。

八面大王足湯(穂高温泉)

安曇野にある『八面大王足湯(穂高温泉)』。

ここから車中泊をしながら大阪へと帰る。

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