『南部屋』でかき丼を食べたあと、店前にある『五大堂』を散策。小さな島に建っていることから、そのためにこの橋を渡るのだが、これがなんと透かし橋!意外と怖いのだ。
観光船に乗るつもりはないが大勢の人で賑わっていたので乗船場まで見に行くと一人の男性が近づいてきて「今なら新型船就航キャンペーンで1500円が1000円です。良かったら乗ってみてください」と。1000円なら乗ってみても良いかなと心が揺れる。
今後、松島に来ることもないかもなぁと考え、せっかくだから乗船することにした。
『松島島めぐり観光船』仁王丸コース(約50分)。
「新型」というだけあってきれい。
内装もピカピカ。これは1階の普通席の様子。トイレも車椅子対応の広々スペースのもの。2階はグリーン席となっていて追加料金600円を船内で支払うシステム。かなりの人が2階へと流れて行った。後方デッキも含めて船内では次から次へと松島に浮かぶ島の説明アナウンスが流れ、右を見たり左を見たりと首が疲れてくるほど見応えたっぷり!窓が大きいので室内でも十分楽しめる。
4つの穴が開いている鐘島。大波が洞門に打ち寄せると鐘に似た音が響き渡ることから名づけられたらしい。
この島が最も有名な仁王島。仁王像が葉巻をくわえて座っているところから名づけられたらしい。近年いつ崩落してもおかしくないとのことで首の部分はコンクリートによって補強されている。コンクリートがべったりと盛られているので、もう少し上手く補強できなかったものかと思ってしまった。
おそらく船によって生じる波に寄って来るのだろう、たくさんのウミネコが船の後方に群がって来る。ただし当然のこととしてウミネコへの餌付けは固く禁止されている。松島の自然を守るためである。
約50分間の巡航コースで37もの島々を見てきた見応えたっぷりの満腹状態で出発した港へと戻っていく。