秋保温泉を出発し『居酒屋侘び助』に予約の電話を入れる。せり鍋を食べるときは電話予約が必須らしい。仙台で鴨ダシせり鍋発祥の店なのだ。
名 称:居酒屋侘び助
所在地:宮城県仙台市青葉区立町6-16
電 話:022-217-8455
ご注意:この記事の情報は2022年10月ごろのものです。
20:00 宿泊しているホテルから歩いてやってきた。『居酒屋侘び助』は広瀬通から一つ入った人通りの少ない路地にある。昔、このあたりは料亭が立ち並んでいたが官官接待が禁止となってからは閉店が相次ぎその代わりにラブホテル街となってしまったらしい。
これが噂のせり鍋の材料2人分。これにうどんとおじやが付いて2人分3400円。ここのせりは特別なもの。畑の土からこだわって育ててもらった名取のせりを歯ブラシで丁寧に土を落としている。白くてきれいな根っこが特徴。そして鴨肉。
女将が各テーブルを回ってせり鍋を作ってくれる。そのあいだ途切れることなくこのせりがいかに良いものか、またそれを作ってくれるよう仙台の農家に交渉し始めたころの歴史を話してくれる。この説明は興味深く、美味しさが意味深いものとなる。あと、サンドウィッチマンのお二人がまだ売れてない頃によく来店されていて、最近テレビでこの店を宣伝してくれたことに感謝をしていると話されていた。
まぁ何とも言えない美味しいさ。せり鍋のあとは、その出汁でうどん、おじやと作ってくれる。これだけでは満腹にはならないが美味しいので大満足である。栄養たっぷりらしい。
ほかにも食べてみようと、メニューにはないが【刺身の盛り合わせ】【目光唐あげ】を注文。
【刺身の盛り合わせ】。こんな美味しいと思える刺身はそう滅多にお目にかかれないと感動し、おかわりしてしまった。
【目光唐あげ】。初めて食べるが、サクッとした外皮で中身はふっくらしていて美味しいではなか。ひろしもひろこも大変気に入ってしまった。
結論:仙台でせり鍋を食べるなら『居酒屋侘び助』だ。